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頭が働かない!それって病気のせい?
頭が働かない原因は何なのでしょうか?「もしかすると病気かも」と心配している人もいるでしょう。
頭が働かない原因
頭が働かない原因としてまず考えられるのは、体の不調です。
- ・疲れていたりストレスを感じていたりする
疲れていたり、ストレスを感じていたりすると頭が回らなくなることがあります。これは一時的なもので、疲れやストレスがなくなれば回復するでしょう。そのため、疲れやストレス自体を解消することがおすすめです。
たまには仕事から離れて遊んだり、旅行に行ったりするのも良いでしょう。日常から離れることが大切です。
また、自分の好きなことをして、気分転換をすることもおすすめです。仕事のことはひとまず忘れて、好きなことを思いっきり楽しみましょう。
- ・睡眠不足
睡眠不足も頭が働かない原因のひとつとなります。眠れない日が続くと、どうしても日中に頭がぼーっとしやすいです。睡眠不足が原因で頭が働かないと感じている場合には、まず睡眠時間をしっかり取りましょう。睡眠時間をしっかり取るためには、生活リズムの見直しも必要かもしれません。
仕事によって生活リズムは変わると思いますが、7時間程度の睡眠をとると良いといわれています。
考えられる病気
疲れやストレス、睡眠不足以外にも考えられる病気がいくつかあります。
- ・うつ病
ひどく気分が落ち込んでいる場合は、うつ病の可能性が考えられるでしょう。落ち込む期間が一時期だけではなく、ずっと続きます。頭が働かない、涙もろくなる、食欲不振などの症状があらわれることもあります。
- ・自律神経失調症
ストレスにより自律神経が乱れ、不調があらわれる状態です。不安や緊張、落ち込みなどの症状がみられます。体にも吐き気やだるさ、頭痛や肩こり、しびれなどさまざまな症状があらわれます。しかし、自律神経失調症は人により症状が大きく異なりますので注意が必要です。
- ・双極性障害
うつ病のような症状がありながら、調子が良く活発になることもあるようなら双極性障害の可能性が考えられます。うつ病と同じく気分が落ち込むことがありますが、躁状態のときは活発に行動でき、ハイテンションでいられます。
- ・統合失調症
幻覚や妄想という症状がみられます。そのため、生活の障害や病識の障害が出る特徴があります。また、話がまとまらなかったり、感情表現が少なくなったりします。
仕事中に頭が働かないときには、このほかにもさまざまな病気を発症していることが考えられます。
このような病気が考えられる場合には、自分だけで解決しようとせず、周囲の人に相談しましょう。また、放置しておかず、病院を受診することをおすすめします。
頭が働かないときにやるべきこと5選!
では、頭が働かないときにはどうすれば良いのでしょうか。仕事に集中するために自分でできることを紹介します。
- ・体を動かす
体を動かすと頭がすっきりします。血行が良くなったり、酸素を脳にいきわたらせたりすることができるといわれています。
例えば、その辺をうろうろしてみたり、階段をのぼってみたりするだけでも良いのでやってみてください。
あまりうろうろできない仕事という人は、その場でストレッチをしてみるのも良いでしょう。肩甲骨はがしや背骨を伸ばすなどちょっとしたストレッチをするだけで、すっきりしますよ。
- ・寝る
仕事をしているときに頭が働かないときには、とりあえず寝ることです。少しの時間でも良いので仮眠しましょう。昼休みに15分~20分など少しの時間で良いので、寝てみてください。
- ・喋って笑う
頭が働かないときは、誰かと喋ってみましょう。ひとりで集中しようともがいているより、ちょっと休憩がてらに誰かと喋って笑うことで集中力が回復する可能性があります。
また、集中力が回復されるような良い助言をもらえるかもしれません。
誰とも喋りたくない気分のときには、口角を少し上げるだけでも良いでしょう。
ひとりでじっと集中しようと頑張るより、結果的に生産性が上がることになります。
- ・栄養を摂る
集中力を高めることができるといわれいているものを、間食で摂ると良いでしょう。ブドウ糖は脳を働かせる作用があるといわれています。仕事のパフォーマンスが落ちたときには摂取しましょう。
例えばチョコレートはブドウ糖もカカオポリフェノールも含まれています。
ラムネは90%がブドウ糖です。
あんこにもブドウ糖が含まれています。
また、集中力がなくなったときにガムを噛む人も多いのではないでしょうか。これも頭が働かないときには良いです。眠気があるときにはミント系ですっきりできますし、噛むという動作で集中力が高まります。
- ・ストレス解消
自分がストレス解消できると思うことにたくさん時間を使いましょう。例えば、映画鑑賞、読書、カラオケなど趣味に没頭することも良いです。
仕事がストレスの根源になっていてどうしようもない場合には、転職を視野に入れることも考えましょう。
頭が働かない!そんなときは頑張らない!
頭が働かないときって、本当につらいですよね。やらなければならない仕事があるのに、全然進まない・ミスを連発してしまう・結果的に残業・そして睡眠不足。良いことは何ひとつありません。そんなどん底の人はどうしたら良いのでしょうか。
疲れているサインを受け止める
頭が働かないのは疲れているサインです。そんなときは積極的に休んでしまいましょう。自分ひとりが休んでも仕事はまわります。1日くらい休んでも平気です。
休んだら評価が下がるのではないかと不安に感じる人も多いでしょうが、体調不良は誰にでも起こることです。休んだあとに体調が戻ったらまた頑張れば良いのです。
集中力がないのに出勤を頑張って、ダラダラ働き結果が出ないよりは、休んだけどその後に結果を出した人の方が評価は高いでしょう。
体調不良で休むことは、何も悪いことではありません。
しっかり休んで回復したら、また頑張りましょう。
頑張れないときには頑張らなくても良い
今ひとりで頑張ろうとしている人は、とりあえず頑張るのをやめてみませんか?頑張れないときに頑張ってしまうと心身に支障をきたしてしまいます。
無理をしても状況は悪化するばかりです。自分ひとりでどうしようもない場合には、周囲の人に助けを求めましょう。
会社の人に相談するのも良いですし、相談しづらかったら家族や友人でも構いません。
そのうえで、休むのなら休み、辞めるのなら辞めましょう。
休むのも短期的に休んでも良いですし、長期の休みを考えることも良いでしょう。
転職を考えるなら、転職エージェントへの登録を考えてみてください。
エージェントを活用すれば、転職のサポートをしっかりしてくれるので安心して転職活動を行うことができます。非公開求人の紹介も行ってくれる場合があるので、ひとりで転職活動をするより心強いです。
まとめ
今回は仕事で頭が働かないときの原因と対処法を紹介しました。
頭が働かないときには、放置せずに自分がどういう状態なのか、改善のためにはどうすれば良いかを考えることが大切です。
そして無理をせず会社を休み、病気と考えられる場合には、迷わず病院へいきましょう。
今の仕事を続けることが難しいと感じた場合には、転職も視野に入れて動きましょう。