毎日の眠気を吹っ飛ばせ!働くあなたを応援する眠い時の対処法

仕事中にうとうとしてしまい、眠気に襲われてしまったという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。 デスクワークの場合、椅子に座ったままの状態で長時間仕事をするものなので、どうしても眠くなってしまいます。 今回は仕事中に眠くなってしまう方にとって役に立つ、眠気を吹き飛ばす方法を紹介します。眠くなってしまっている主な原因とあわせて紹介しますので、眠くなってしまう原因を突き止め対処法を実践し眠気を解消しましょう。

この記事は約7分で読み終わります。

眠いと感じる原因

そもそもなぜ眠くなってしまうのでしょうか。眠気の原因は大きく分けて4つあります。

月曜日

カレンダー通りの会社で働いている人にとって、休み明けの月曜日に出社するのは辛いものです。

なぜ月曜日が多くの人の眠気の原因になっているのかといいますと、土曜日と日曜日の過ごし方に原因があります。

平日は会社が朝早い時間があるので、遅い時間までゆっくり眠れません。そのため、「土日は遅い時間まで夜更かしして次の日の昼間まで寝ている」というような普段と違う生活をしてしまいがちです。この不規則な生活リズムが月曜日の出社の辛さ、眠気につながってしまうの注意が必要。

昼食後

午前中は集中できていたのにも関わらず、昼食後になってから急に眠くなってしまうということも多いのではないでしょうか。

昼食後に眠くなってしまう理由は、糖質の過剰摂取が主な原因です。食べ物を食べることで血液中のブドウ糖が増加し血糖値が上昇します。しかし、食べたもののうちごはんやパンなどの糖質が含まれる食べ物が多ければ著しく血糖値が上昇してしまいます。体内のインスリンが足りていない場合、過血糖になりこの状態が続ければ眠くなってしまいます。

会議室など人が混み合っている場所

会議室の人の声が飛び交う環境で、その人たちの声が子守唄となり眠くなってしまうということもあるのではないでしょうか。しかし眠くなってしまう原因は人の声が原因ということではなく、本当は二酸化炭素の濃度が原因(ppm)です。

会議室は密室で複数人が会話をする場所なので、どうしても二酸化炭素の濃度が高くなってしまいます。この二酸化炭素濃度が1000ppmを超えていれば、急激に眠気に襲われてしまいます。

換気を行うことでppmを下げることが可能なので、定期的な換気をしましょう。脳が目覚めること間違いなしです。

ストレスで夜眠れていない

ストレスというものは知らず知らずのうちに溜まっていくものですが、それは睡眠にも影響を及ぼします。ストレスを溜めてしまうと睡眠を抑制するホルモンが分泌され、その結果、寝ようと思ってもなかなか寝付けない、1~2時間おきに目が覚めてしまうというような事態になってしまいます。

ストレスを蓄積しないためにも日ごろから息抜きや気分転換をすると良いでしょう。

目次へ

眠さを吹っ飛ばす対処法

眠気が起きてしまう理由はさまざまですが、その眠気を吹っ飛ばす方法があります。眠気に悩まされている人はぜひお試しください。

部屋の換気

先述した通り二酸化炭素の濃度が濃ければ眠くなってしまいます。そのため定期的に窓を開けて換気しましょう。換気をすることで二酸化炭素をリセットすることができます。換気をする時間を15分に1回、30分に1回など決めておけば、忘れることなく換気できるでしょう。

体を動かす

眠くなっているときは副交感神経系が優位になってしまっています。そこで体を動かし筋肉を働かせることで交感神経を優位にすれば、頭がすっきりするので眠気が改善されます。自席で腕を上にのばしたり、ストレッチをするなど簡単なもので問題ありません。

カフェイン

コーヒーや紅茶に含まれているカフェインも眠気の対策に最適です。カフェインには覚醒効果が期待できますのでおすすめです。しかし、過剰摂取すれば眠気が確実に飛ぶというわけではなく、神経症や高血圧などを引き起こす恐れがありますので過剰摂取はオススメしません。1~2杯程度が目安です。

ミント系のガム

眠気を飛ばすために噛むという動作は脳にとって良い影響をもたらします。中でもミント系のガムは清涼感のあるものが多く眠気覚ましに使われています。

頻繁に眠くなることがあるという場合は常に持ち歩いておくか、デスクに常備しておくと良いでしょう。

ご飯をお腹いっぱい食べない

ご飯の食べ過ぎは先述した通り過血糖の原因にもなりますので注意しましょう。過血糖になってしまえば、眠くなるだけではなく精神的に不安定になることもありますので、メンタル面にも影響を起こしてしまうこともあります。さらに血糖値が上昇し、糖尿病になってしまうリスクも生じてしまいます。普段から食べ過ぎている方は、ごはんの量を少しずつ減らすなど工夫が必要です。ダイエットにも繋がるので一石二鳥ですね!

仮眠

仮眠をとることは体にとってメリットが多いです。眠気や血圧をコントロールし集中力を高めるので仕事をしている人にとって必要な要素が揃っています。あくまでも仮眠なので睡眠時間を15~30分程度におさめましょう。30分以上の睡眠は睡眠慣性が働くため、より眠気を誘ってしまう原因になってしまいますので、アラームをかけるなどで睡眠時間を守りましょう。あまり寝ていると、あいついつもサボってね?と冷たい視線がくるかも…。気をつけましょう。

目や首を冷やす

目や首を冷やすのは眠気に即効性があり手軽に行える方法です。体温を下げることで交感神経を刺激し、眠気を解消することができます。顔を洗ったり冷却スプレーを使うことで手軽に体を冷やせます。

耳をくるくると回す

指を使って耳をくるくると回すことで、体内の血行を改善が期待できるので、目を覚ますことができるでしょう。また耳を回すだけではなく、耳全体のもみほぐすのもおすすめです。眠気を感じたときには試してみましょう。

ツボ

ツボ押しは手を指で押すだけで簡単にできるので、こっそり眠気の解消ができます。手にはいくつかツボがあり、1つ目が合谷(ごうこく)という親指と人差し指の間のツボです。このツボは痛みを感じなくなるまで強めに押すと全身の血行が良くなり、疲れ目や眠気に効果が期待できます。

2つ目は中衝(ちゅうしょう)という中指と爪の生え際あたりです。こちらも少し強めに押すと眠気解消、イライラの防止に効果が期待できます。

3つ目は風池(ふうち)という後頭部の生え際のツボです。こちらは眠気、眼精疲労、肩こりなどさまざまな症状に効果が期待できます。押しまくればいいというものじゃないので他との併用がオススメです。

疲れ目を温める

1日中パソコンをずっと眺めながら仕事をしていると目が疲れてくるということも多いでしょう。また作業中はまばたきをする回数が減ってしまうことも多くそれがドライアイの原因にもつながります。疲れ目には目を温めると良いでしょう。目を温めることで目の新陳代謝が促され疲れ目の改善が期待できます。最近では目を温める温感アイマスクが販売されているので、疲れ目やドライアイに悩まされている人は一度試してみると良いでしょう。

目次へ

眠い時は寝る!

これまでさまざまな対処法を紹介してきましたが結局のところ、眠い時は寝るのが一番です。しかし単純に睡眠時間を増やせば良いというわけではありません。自分のコンディション、適切な睡眠時間をとることで眠気の改善をすることができるでしょう。

眠い時は無理せず寝よう

人間だれしも眠気に耐えれずどうしても眠くなってしまうときはあります。そんなときは無理せず寝るのが一番です。無理をしてしまえば体を壊す原因にもなってしまうので無理は禁物です。

年齢によって適切な夜の睡眠時間は決められており、20代の場合約7時間程度、40代の場合約6.5時間、65歳は6時間が平均的な時間になっています。

目安の睡眠時間を守れば、生活リズムが改善され眠くなりにくくなるかもしれません。

20分でも寝てからまた頑張る

眠気がきて眠くなってしまうのは自然現象なので当然のことです。眠いまま仕事をしても集中力が低下しミスが起こるリスクもありますし、作業効率も低下すると良いでしょう。

一般的に14時~16時の間は特に眠くなりやすいといわれています。この時間帯に20分程度仮眠をとることで作業効率の向上、集中力のアップが期待できるでしょう。

目次へ

まとめ

働いている人にとって眠気は大敵です。眠気を改善する方法は複数ありますが、まずは生活習慣の見直しから行うと良いでしょう。生活習慣を見直した上で今回紹介した眠気を吹っ飛ばす方法を実践すれば、眠気に悩まされることなく仕事に集中でき作業効率が上がるでしょう。

既卒の就職なら!【ハタラクティブ】