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仕事が終わらない原因を徹底解明
まずは、仕事が終わらない原因を確認していきましょう。仕事が終わらないのは自分のせいだと思い込みがちな人が多いですが、実はそれだけではありません。会社側が原因の場合もあるのです。
自分の仕事が終わらないのはどちらに当てはまるかを確認してみましょう。
自分の原因
仕事が終わらない理由として、自分に原因がある場合もあります。当てはまる要素がないか確認し、仕事のやり方を今一度考え直してみましょう。
- ・スピードが遅い
仕事をこなすスピードが遅いといつまでたっても仕事は終わりません。
仕事が終わらないうちに新しい仕事を任されると、どんどん仕事が溜まってやってもなかなか終わらないということになります。
ただスピードを早くすれば良い、ということではなく、効率的に仕事をこなせるようになることが大切です。
- ・仕事の無駄が多い
今やらなくても良いことばかり気になって、そちらを優先させてしまうなど、時間を無駄に過ごしてしまっている場合はいつまでたっても仕事が終わりません。
時間ごとに区切って仕事をこなすことで、無駄を省きましょう。
- ・スケジュール管理ができない
スケジュールの管理ができていないと仕事をだらだらとやってしまいがちです。仕事の締め切りを確認し、どれくらいで終わりそうなのかを常に考えながら仕事をこなしましょう。
- ・優先順位がつけられない
優先させるべき仕事を後回しにしてしまい、後で時間が足りずに困ってしまった……。ということが頻繁に起こるようであれば、優先順位がつけられないことが原因として考えられます。
スケジュールと照らし合わせながら優先順位をはっきりさせ、仕事を進めていくように気をつけましょう。
- ・人に頼る方法がわからない
人に頼るのが苦手な人も仕事がなかなか終わりません。自分で抱え込みがちな人は要注意です。
すべて自分で終わらせようとするのではなく、できないことは得意な人に頼んだり、わからないことは聞いたりしましょう。
会社の原因
次に会社に原因がある場合も見ていきましょう。考えられる原因はふたつあります。
- ・1人当たりの業務が多すぎる
どう考えても仕事の量が多すぎる、という場合は1人1人に振り当てる仕事量が多すぎる可能性が考えられます。
そのような場合は上司に相談し、改善をはかるのもひとつの手です。それでも改善されない場合は会社全体に問題があると考えましょう。
- ・人間関係が良くない
職場の人間関係があまり良くなくて、チームでのコミュニケーションが取れていない場合も仕事が終わらない原因として考えられます。
チームで分担すれば終わることを1人に押し付けてしまったり、共有しなければならないことを伝えていなかったりすると仕事に時間がかかります。
チーム内のコミュニケーションを円滑にすることで仕事もスムーズに進めやすくなりますよ。
仕事が終わらないとき試してほしい対処法
仕事が終わらない原因が分かったら、次はその対処法を見ていきましょう。全部で5つあるので、自分の原因に合わせて取り組んでみてください。
まずひとつ目は「自分の時間の使い方を知る」ことです。
何も考えずに仕事をしていては、仕事は終わりません。まずは自分の仕事の早さや、どれくらいのペースで進めていけるのかを把握することが大切です。それが分かったら、1日のスケジュールや、締め切りをもとに調整して仕事を進めていくようにしましょう。
時間管理ができるようになれば自ずと無駄も省けて仕事が効率的に進むようになりますよ。
次にふたつ目は「午前中には作業を、午後には考える仕事をする」ことです。
人間の脳は、朝起きてから10時ごろまでと、夕方16時から19時ごろまでが最も活発に働くといわれています。そのため、夕方に頭を使う仕事を持ってくるようにすると効率的に仕事を進められますよ。
そして3つ目は「ツールを使う」ことです。
スケジュールを管理できるツールなどを積極的に使うと、時間管理もできるようになり、スムーズに仕事が終わるでしょう。
様々な種類のものがあるため自分に合ったツールを探して使ってみてください。
次に4つ目は「上司や同期に相談する」ことです。
仕事が終わらないことを上司に相談してみましょう。仕事量を減らしてもらえたり、効率的に仕事を進められるコツを教えてもらえたりするかもしれません。
上司に相談しにくい場合は同期に相談しましょう。もしかすると同期もあなたと同じような悩みを抱えているかもしれませんよ。そのような場合は自分に原因があるのではなく仕事の割り振りや量に問題がある可能性が高いです。
最後に5つ目は「友達に相談する」ことです。
職場の人に相談しにくい場合は、心の許せる友達に相談するのも良いでしょう。客観的な視点からアドバイスをもらえる可能性があります。
もし、会社に異常があったとしても内部にいると気づきにくいものですが、外部の意見を聞くことで気づけることもあります。
また、同職種の友達であれば、同じような悩みを抱えているかもしれません。解決のためにどうすれば良いのかを話し合うことでお互いに最適な解決法が見つかるでしょう。
状況によっては転職を検討
仕事がなかなか終わらないときに試したい対処法を紹介しましたが、それでも仕事が終わらない場合や、状況によっては転職を考えた方が良いかもしれません。
転職した方がいい場合
今の職場で無理に仕事を続けず、思い切って転職した方が良い場合を紹介します。
まずは職場環境に改善の余地がない場合です。仕事量の配分が明らかにおかしく、それを上司に相談しても改善されない場合は、転職を決意したほうが良いでしょう。
次に職場の人間関係が良くない場合も転職をおすすめします。人間関係が悪く、それが仕事に支障をきたしている場合はどれだけ仕事の効率化をはかったとしても、意味を成しません。
1人がどれだけ仕事を頑張っても、引継ぎができなかったり、情報の共有ができていなかったりすれば、なかなか仕事が終わりません。
また、人間関係が悪い状況にいるとストレスを抱え込みやすくなります。ストレスが溜まりすぎると精神的に病んでしまう可能性も高まります。長引く仕事で体力的にも、精神的にも疲れてしまう場合は転職しましょう。
転職エージェントを活用
実際に転職をするとなったら、自己分析や企業探し、履歴書や職務経歴書の準備、面接対策などすることがたくさんありますよね。1人でこれらを進めていくのは大変です。
そんなときは転職エージェントを活用しましょう。自分1人では見つけられない求人も紹介してもらえるため、効率的に転職活動を進められますよ。
そのほかにも、履歴書の添削や面接対策などを行っているため、自信をもって面接に臨めるでしょう。
まとめ
仕事が終わらない原因が必ず自分にあるとは限りません。会社側に原因がある場合もあります。職場や周りの状況を見て判断しましょう。
もし職場に原因があり、改善が見込まれないような状態であれば潔く転職するのが良いでしょう。無理をして仕事を続けていても、体力的・精神的に辛いだけです。転職活動を進めていく際はぜひ転職エージェントを活用してください。