仕事は理不尽なもの?理不尽じゃなくすために

仕事をしていると感じるのか理不尽さ。会社の仕組みや上司、社外のクライアントに対して、理不尽さを感じている人も多いでしょう。そんな理不尽さに打ち勝つために、思い切って転職するのもおすすめ。自分の考え方に合った転職先を探し転職すれば理不尽なことが減り、ストレスが減る可能性大です。思い切って転職してみましょう。

この記事は約9分で読み終わります。

・仕事で理不尽だと感じるときは、人のせいで自分が叱られるとき、給与が上がらない、無茶なことを言われるときなど

・仕事の理不尽に打ち勝つために、社内で頑張るのもいいが、思い切って退職し転職するのもおすすめ

・自分に合った職場に転職できれば、仕事の理不尽なことは減るかもしれない

・自己分析をきちんと行い自分に合った会社を探すのが大切

仕事で理不尽だと感じるのはどういうときが多いの?

第1位 責任ばかり増えて給与が全く上がらない

会社に長くいるとどうしても責任は重くなっていきますよね。

部下もでき、自分で決断しなければいけないことが増えていきます。

でも、ダメな会社では、責任は重くなっても給与は全く上がりません。

責任も重くなっているのに、給与が上がらなければ、社員はどうしても理不尽さを感じてしまいますよね。

第2位 残業しているのに残業代を出さない会社

今の上司の世代は、残業を80~100時間するのが当たり前でした。

ですが、残業を減らすという風潮もあり、残業させない会社が増えています。

業務の内容や仕事量は以前と変わっていません。

それなのに、仕事方法の改革もせず残業をするなと言われても、無理ですよね。

どうしても社員のイライラはたまっていきます。

第3位 変な職場のルールがある

上司の仕事が終わらないと帰れない、定時で帰った人が評価されない、休日にバレーボール大会などに出させられるなどといった、自分が納得できないルールがある場合も理不尽さを感じてしまいます。

第1位 人によって言うことが変わる

上司には媚を売り、部下には厳しい。

そんな上司の下では、どんどんイライラがたまっていきます。

ほかにも、お気に入りの子にだけ優しい、指示がころころ変わるといった上司だと大変。

仕事の内容が途中でがらりと変わるということが続くと、何のために仕事をしているのか分からなくなります。

第2位 自分には関係ないことで怒られる

他の人がしたミスで自分が怒られるということ、理不尽ですよね。

自分が指導していた後輩がしたミスならば、まだわかります。

ですが、全く関係のない人のミスで自分が怒られることも会社ではよくあること。

そのようなことが続くと、仕事のやる気がなくなります。

第3位 パワハラ、モラハラが横行している

上司が大声で怒鳴りつける、自由がないといったパワハラ、モラハラが多くある職場の場合は、理不尽さを感じることがたくさんあるでしょう。

上司によるパワハラ、モラハラが横行しており、耐えられない場合は転職することを考えるのをおすすめします。

第1位 理不尽な納期を迫ってくるクライアントがいる

どう考えても難しい納期や要求を迫ってくるクライアントがいることも。

そのような場合、納期に間に合わせるため、残業や休日出勤をしなくてはならない場合もあります。

取引をしている相手だとこちらも強く出られず、どうしても従わなければならない場合が多いですよね。

それをわかっていて言ってくる相手も多いので、理不尽さを感じてしまいます。

第2位 サービス業に多いクレーム対応

サービス業のクレーム対応では、理不尽なことを言ってくるクレーマーが多くいて、それらに対応していると、こちらの精神がまいってきます。

クレームをいうことでストレス発散したいだけの客もいるので、いちいち相手をしているわけにはいきませんが、相手をしなくてはいけないので大変です。

仕事の理不尽さに打ち勝つ方法や対処法は?

会社が給料を上げてくれない、仕事が多いのに残業できない、変な職場のルールがあるといった会社自体の問題点によって理不尽を感じる場合は、現状を変えるのはとても大変なことです。

その会社に対してとても愛情があり、改革したいという強い思いがあるならば、仲間を募り会社の仕組みを変えていくのもいいでしょう。

ですが、そこまで会社に対して愛情がなく、自分から改革していくことをしない場合、理不尽さに打ち勝っていかなければならないことになります。

理不尽さに打ち勝つには、まず期待しない、この理不尽さに耐えることで自分が成長する、自分だけが理不尽さに耐えているわけではないと思うことです。

人は期待してしまうと、期待に沿ってくれなかったときの不満が大きくなります。

初めから期待しなければいいのです。

でもいくら期待しなくても理不尽さに耐えられなくなった場合は、すっぱりと諦め退職して転職することがおすすめ。

変わらない会社でいつまでもイライラするよりも、あなたに合った会社があるはずです。

上司が理由で理不尽さを感じる場合、ほとんどの場合上司は自分が理不尽だとは気づいていません。

そのため、黙っていてもいつまでも状況が改善しないことがほとんどです。

まずは行動してみましょう。

多くの場合、理不尽なことをする上司は弱い人です。

そのため相手を見て理不尽なことします。

上司に理不尽なことをされないようにするには、周りから固めていくのがおすすめ。

周りの人の仕事を手伝うなどをし、とにかく自分は仕事ができる人間だということをアピールしましょう。

そうすると上司に理不尽なことを言われて怒られていたとしても、この人が怒られるはずがないと思われ上司の方が不利になります。

上司は不利になる状態では言ってはきません。

人にアピールするのが苦手な場合は、上司の発言は受け流すようにしましょう。

返事だけはして、右から左に流せばいいのです。

また、上司から理不尽なことを言われても謝らないようにしましょう。

自分が間違ったことをしていない場合は謝る必要はありません。

謝ると上司の理不尽を増長させるだけです。

社外のクライアントや客などから理不尽なことを迫られる場合は、この状況をわかってくれる社内の仲間などと愚痴を言いあいましょう。

同じ境遇ならば愚痴の内容も分かってくれて、愚痴が言いやすいはずです。

愚痴を話していると、理不尽さを感じているのは自分だけではないとも思えてきます。

同じ境遇の人がいると思って理不尽さに打ち勝ちましょう。

理不尽さを感じた場合の対処法やストレス発散法は?

理不尽さを感じ続けるとかなりのストレスがたまります。

ストレス発散をしましょう。

ストレス発散の仕方は人それぞれ。

たっぷりと睡眠をとることでストレス解消することができる人もいれば、カラオケで歌うことですっきりする人も。

ほとんどの歌には、リラックスできる音が含まれており、コルチゾールが減少します。

そのため、ライブやカラオケで歌を聴くと、ストレス発散できるのです。

ホラー映画を見るのもおすすめで、副交感神経が刺激されリラックスすることができます。

他には、お笑いを見るのもおすすめ。

笑うことでエンドルフィンという鎮痛効果がある物質が出ます。

作り笑いでも効果があるので、とにかく笑ってみましょう。

最も大切なのは、仕事の理不尽さを忘れられる状況に行くことが大切です。

自分がストレス発散できる場所にいって、思いっきりストレス発散をしましょう。

思いっきりストレス発散をしてもストレスがなくならない場合、もう耐えられないと思った場合は、それ以上我慢することはありません。

退職をするのも1つの方法です。

転職先はいくらでもあります。

転職をしてよりよい職場を探してみてはいかがでしょうか。

⇒理不尽じゃない会社に行くための転職方法が知りたい方はこちらから

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理不尽なことがない職場ってあるの?

理不尽なことが多い職場にいると、理不尽なことがない職場に行きたいと、つい思ってしまいますよね。

ですが現実には、理不尽なことが全くない職場はありません。

どの職場でも理不尽なことはあります。

でも理不尽なことを少しでも減らすことはできるかもしれません。

それは、自分に合った会社に転職すること。

自分に合った仕事の進め方や評価の方法、会社の雰囲気の会社であれば、理不尽なことは多少減るはずです。

では実際に転職を考えた際、どのようにして自分に合った職場を見つければいいのでしょうか。

自分に合った職場を見つける際に、まずは自己分析をしておきます。

自分がどのようなキャリアを積んできたのか、好きなこと、やりたいこと、できることは何なのか。

仕事の意味や給与など様々な条件の中で何を優先するのかなど、できる限り詳しく自己分析をしておきます。

自己分析をした結果と照らし合わせて、次は転職先の会社を探します。

会社を探すときに大事なのは、次の4点。

人間関係

仕事をどのように進めていか

評価の方法や仕事に対する価値観

会社の雰囲気

これら4つに対してそれぞれ、どうしても耐えられないことと何とか耐えられることを書き出しておきます。

どうしても耐えられないことがある会社を避けて選ぶと、自分に合った職場を選びやすいでしょう。

新しい職場を探すのと同時に、現在の会社にも辞めると言わなくてはいけません。

できれば、トラブルなく円満に退社したものですよね。

円満に退社する方法を紹介します。

退職するということを初めに言うのは、必ず直属の上司にしましょう。

少なくとも退職する1カ月半前までには言いましょう。

また、直属の上司に言う前に、部長や課長に話しをしてしまった場合、直属の上司の立場がありません。

直属の上司にまず話をするようにしましょう。

それから直属の上司が部長や課長と話し合います。

退職が認められれば広報されるので、それまではあまり人に言わないようにするのがベスト。

退職届は、退職が認められた後に出します。

退職すると直属の上司に言うときに退職届を出しても、受け取られないことがほとんどです。

退職について理由を聞かれたときは、給与が低いなどの理由を言わずに個人的な理由を話すようにします。

不平不満を言ってしまっては円満退社となりません。

「違う業界に興味を持った」、「家庭の事情で」など相手の快く送り出してくれるような理由にしましょう。

もしも、上司からやめないでくれと引き留められたとしても、本当にやめたければ退職の意思を崩してはいけません。

良い条件をなされる場合もあるでしょう。

ですが本当にその条件になるとは限りません。

「ありがたいお話しですが」と断るようにしましょう。

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まとめ

理不尽な仕事は、どの職場でもあります。

理不尽さに耐えられる、打ち勝てるならば、今の職場でそのまま頑張る。

理不尽さに我慢できないほど、限界にきているのならば、転職することを考えてみてはいかがでしょうか。

今の職場で神経をすり減らしてストレスをため続けるよりも、新しい自分に合った職場でストレスをためずに働きましょう。