目次
仕事って飛んだらどうなるの!?
仕事を飛びたいけれど、実際本当に飛んでしまうとどうなるのか気になりますよね。
ここでは仕事を飛んだらどうなるのか、それまでの給料や退職金は支払われるのかを解説していきます。
飛んでも生きてはいける!
結論からいってしまうと、飛んでしまっても大丈夫です。飛んだとしても生きてはいけます。
会社から訴えられたり、損害賠償を請求されたりするのでは…?といった不安があるかもしれませんが、安心してください。基本的に会社から訴えられることはありません。
もし会社が損害賠償を請求する場合は、その理由を説明しなければなりません。つまり、会社側が飛ばれたことやバックレによる損害をどのように受けたか具体的に立証する必要があるということです。しかしこれらは裁判では認められないことの方が多いです。
さらに、飛ばれた理由が、労働基準法に違反していたり、セクハラ、パワハラであった場合、会社にとって不利になることもあります。訴えるつもりが訴えられるようなリスクは当然会社側も避けてきます。そのため損害賠償を請求されることはほとんどないといっても良いでしょう。
もし、会社にいるのが死ぬほど辛い、死んでしまいたい…、そう思うのであれば、仕事を飛んでください。どれだけ仕事を頑張ったとしても、体と心が元気でなければ元も子もありません。仕事よりも命や健康の方が大切です。
仕事を飛ぶことは犯罪でも何でもありません。死を考えてしまうような辛い環境の場合は逃げるのもひとつの手です。死ぬほどつらいのであれば精神科や心療内科などに行き、診断書をもらうのも良いでしょう。
それまで働いた給料や退職金はもらえる?
実際に仕事を飛んでしまったとして、それまでの給料や退職金がきちんと支払われるのか気になりますよね。
給料は働いた日数分きちんと支払われますので安心してください。3日間しか働いていないとしても、1年間働いていたとしても同じです。
しかし、懲戒解雇になってしまうと給料や退職金が支払われなくなるため注意が必要です。
会社側が社員を懲戒解雇にできるのは、社員が無断欠勤を2週間以上続けてしまった場合です。
自分を守るために仕事を飛ぶことは悪いことではありません。しかし、それを長期間続けてしまうとそれなりのリスクも発生するのだということは忘れず覚えておきましょう。
そのほかにも、まれに会社側が給料を払わずトラブルになってしまう可能性があります。飛んだ手前訴えることもできない、、、というように困ってしまわないように注意が必要です。
飛ぶことのメリット・デメリット
次に、仕事を飛ぶことのメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット
仕事を飛ぶメリットとして最も大きいのが「会社のことを考えずに済む」ことでしょう。
一時的ではあるかもしれませんが、日々の悩みから解放され、精神的に落ち着き、心がすっきりするでしょう。会社に行ってこの仕事をこなさなければ…、上司に仕事のダメ出しをされたらどうしよう…、と考えずに済みます。
疲れていた心と体を休め、リフレッシュすることも可能です。
そうすることによって、気持ちが前向きになり、死にたいと思うようなことは少なくなるでしょう。体調を崩してしまったり、精神を病んでしまったりすることによる自殺など、最悪の事態を免れることができます。
そのほかにも、「自分のやりたかったことに時間を使える」ということが挙げられます。
残業や職場の人間関係上断れなかった飲み会など、そのようなものに振り回されず、貴重な時間を自分のためだけに使うことができます。やりたかったけれど時間の都合でできなかったことにも取り組めるでしょう。
デメリット
仕事を飛ぶことにはメリットもありますが、もちろんデメリットも存在します。デメリットも知ったうえで、本当に会社を飛ぶかどうかを考えてみてください。
会社を飛ぶということは無断欠勤をするということです。そのため、何も知らない会社の人は「何か事件に巻き込まれたのではないか」「自宅で倒れているのではないか」など心配して電話をかけてくるでしょう。電話に出るまでその電話はかかり続けるため、それをうっとうしいと思い、かえってストレスになることもあります。
本人と連絡が取れない場合、会社側は親や保証人などに連絡をすることもあります。それでも連絡が取れない場合は警察に捜索願を出すことも考えられますので、その点も注意しておきましょう。
そのほかにも、仕事を飛んでしまうと転職活動に悪影響を及ぼすこともあります。先ほども紹介したように2週間以上無断欠勤が続くと、会社側から懲戒解雇されてしまいます。
そうなると、給料や退職金が払われないだけでなく、離職票に重責解雇と書かれてしまいます。重責解雇とは「自己の責めに帰すべき重大な理由によって解雇された」ことを意味します。
重責解雇と書かれてしまうと、ハローワークで再就職先を紹介してもらうことはまずできないでしょう。自身で転職活動を行わなければなりません。
仕事を飛ぶにもそれなりのリスクやデメリットがあることを知っておくと良いでしょう。
会社を円満に退職するための準備とは!?
仕事を飛びたいけれど、それだと一時的な解決にしかなりません。今の職場がどうしても耐えられない場合は退職することも視野に入れましょう。
退職の仕方
退職するときにまず悩むのが「退職することをいつ伝えたら良いのか」ということだと思います。
基本的に、退職の意思を伝えるのは辞める1~2ヶ月前がベストです。しかし、1ヶ月も耐えられないという場合は会社に辞表を提出せれば2週間ほどで退職できます。
退職の意思を伝える際は口約束でのトラブルを避けるためにも、きちんと書面に残しておきましょう。
もし、どうしても会社に行きたくない、上司の顔を見たくない、という場合は退職代行サービスを活用するのも良いでしょう。自分の代わりに退職の意思を会社に伝えてくれるサービスのため、精神的に会社に行くのがきついという場合は活用してみてはいかがでしょうか。
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転職活動の準備ができたらベスト!
せっかく退職できても、次の職場が見つからなければ生活が苦しくなってしまいます。そのため、退職と並行して転職活動も行えるとスムーズです。
転職エージェントに登録して、転職活動を行うのが最も効率的です。担当アドバイザーの指導の下、効率的に転職活動を行うことができるでしょう。
自分に合った職場を紹介してもらえたり、面接指導を受けられたりとメリットも多いため、活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
仕事を飛ぶことに対する問題は基本的にはありません。精神的に参ってしまっていて、死にたいと思うくらいであれば飛んで逃げるのもひとつの手です。
しかし、周りに心配や迷惑をかけてしまう可能性があることも忘れてはいけません。仕事を飛びたいけれど周りの目が気になる、退職したいけれど職場に行きたくないという場合は退職代行サービスを活用しましょう。
転職活動も行いながら退職の手続きを進められるとベストですが、そんな余裕もない!理想すぎ!と感じるかもしれません。自分のできる範囲で動き出してみましょう。