仕事が合わないと感じる・・それでも我慢して続けるべきなのか?

「仕事を頑張りたい!でもうまくいかない・・」そんな悩みをもっている人も多いのではないでしょうか。「この仕事は合わないのかな・・」と感じるときもあるでしょう。 仕事が自分には合わないと思ったとき、いったいどのような行動を取れば良いのでしょうか。合わないと思う理由は何なのか、そして、良い解決策はあるのか考えていきましょう。

この記事は約7分で読み終わります。

仕事が合わない、、そう思う理由

仕事が合わないと思う理由は何なのでしょうか。

考えられることはいくつかありますよね。自分に当てはまるか見てみてください。

  • ・業務が合わない

業務自体が自分に合っていないことがあります。どれだけ努力をしても、頑張っても「つらい」「楽しくない」「仕事を好きになれない」そのように感じることもあるでしょう。そうなったら毎日、仕事に行くことが億劫になってしまいますよね。

苦手な分野ばかりで、自分の得意分野を活かすことがまったくできない場合には、さらに「合わない」と感じるかもしれません。

苦手な分野は誰しもあります。苦手なことは努力をして克服していくことができますが、得意なことを活かすことができないということは、仕事を続けていくなかでつらいと感じるでしょう。

  • ・職場が合わない

職場の人間関係はとても大事です。仕事がどんなに楽しくても、人間関係が悪いと仕事自体もつらく感じてしまうかもしれません。誰しも苦手な人はいると思います。しかし、苦手でもなんとなくやっていけるならOKです。

しかし、なかにはそうもいかないこともあるでしょう。いじめのようなことがあったり、パワハラやセクハラがあったりすると精神的なダメージは大きいです。仕事が好きでも、そのような職場では楽しく働くことができません。むしろ、そのままの状態で我慢して働き続けてしまうとこころの病気になってしまう可能性もあります。

人間関係だけではなく、労働環境に納得がいかない場合もあるでしょう。「仕事をやってもやっても終わらない」、「むしろどんどん仕事が増えていく」、それでは気力も体力も落ちていく一方です。

ピリピリした雰囲気や喋りづらい雰囲気、逆に和気あいあいとしていて自分の居場所がないと感じるなどもあるでしょう。そのような場合には職場の環境が合わないということなのではないでしょうか。

  • ・評価が合わない

頑張って働ける理由は、それに見合った評価が与えられるからではないでしょうか。どれだけ努力して会社のために貢献していても、相応の価値を得られていないのであれば、仕事をするうえでモチベーションが低下しかねません。

頑張っているのに評価が得られないと、「何のために仕事をしているのか」とむなしい気持ちになってしまうでしょう。

では、評価がされない理由とは何でしょうか。

そもそも評価が数値化されにくいことが挙げられます。営業職など自分の実績が数値化できる仕事だと評価されやすい傾向にありますが、経理職や事務職だったりすると実績が数値化されにくいので思ったような評価が得られないということになり得ます。

また、職場によっては評価の基準があいまいで、上司の気持ち次第で評価が決まるということもあります。曖昧で理不尽な評価が続くとこの仕事は合わないと感じてしまうでしょう。

  • ・社風が合わない

企業にはそれぞれ社風があります。社風とはその企業がもっている価値観や理念、雰囲気のこと。上下関係が厳しい職場、風通しの良い意見の言いやすい職場などさまざまです。これはどれが正しいというわけではなく、自分に合っているかどうかです。

例えば、和気あいあいとコミュニケーションを取りながら仕事がしたいという人もいれば、オンとオフをしっかり付けたいという人もいるでしょう。

1日8時間、週5日過ごす環境なので、仕事は好きでも社風が合わないと、仕事を続けていくことがつらいと感じるかもしれません。

  • ・自分のやりたいことと合わない

自分のやりたいことがあるのに、それが叶わないということもありますよね。本当はやりたいことがあるのに、それを押し殺していると「何をやっているのだろう」と満たされない気持ちになり、今の仕事を合わないと感じてしまう可能性が大いにあります。

目次へ

仕事が合わないときにすべきことと働き続けた場合のリスク

「仕事が合わない」とわかっても、なかなか行動ができないという人も多いのではないでしょうか。我慢してこのまま働こうと思う人もたくさんいるかと思います。ここではすべきことと、働き続けるリスクについて紹介します。

すべきこと

まずは自己分析をすることからはじめましょう。合わないと感じるところはいったいどこなのか明確にさせることが重要です。とはいえ、分析とはどのようにしていけば良いのかわからないという人もいるでしょう。

以下のような点で自己分析してみてください。

  • ・どのような理由から仕事が合わないと感じているのか
  • ・日々感じている仕事の不満はなにか
  • ・仕事で満足していることはあるか、どんなところか
  • ・妥協できる点はあるか
  • ・妥協できない点はどこか

まずは、このような点を洗い出してみましょう。

次に、自分のなかだけで考えるのではなく、周りの人に相談してみましょう。自分のなかで考えても堂々巡りになってしまうことがあります。

アウトプットすることによって分析がさらに整理されていくのです。

職場の人でも良いですし、家族や友人でも良いので、まずは話してみましょう。

相談できる人が周りにいない場合はキャリアカウンセラーの人に相談してみるのも良いでしょう。プロなので親身になって相談に乗ってくれ、良いアドバイスももらえます。

そのほかにすべきことといえば、選択肢を広げることです。何かほかの経験をしたり、スキルを身に付けたりすることで選択肢を広げることができます。

いざというときに行動できるように準備しておくことは重要です。

働き続けるリスク

すべきことはわかっていても、なかなか行動に移せないこともありますよね。

しかし、我慢して働き続けることにはリスクがあります。

  • ・最悪病気になる

無理をして合わない職場で働いていると、ストレスが重なり最悪のケースでは病気になってしまうこともあります。自分ではそれほどと思っていても、小さなストレスが重なってやがて大きなストレスになります。

気づかないうちに限界が突然きてしまうこともめずらしくありません。体調に影響が出て、最終休職しなければいけないという事態も想定されます。これは誰にでも起こり得ることです。自分は大丈夫と思っている人ほど・・という可能性もあるので無理は禁物です。

  • ・転職のチャンスを失う

今の仕事が合わないと感じていても、転職をするのは勇気がいるという人も多いのではないでしょうか。「みんな何かしら我慢している」「まだ転職するのは早い」「最低3年は働かないと」など、頑張る理由をいろいろ付けていませんか?

実際に合わないと感じるのは一時期だけで、そのうち合うようになることもあります。

しかし、合わないと思いながら我慢して仕事を続けていると、転職のチャンスを失ってしまいます。

年齢が上がれば上がるほど転職は難しくなるともいわれています。

必ずしもそうとは限りませんが、実際に若い戦力を求めているという企業も存在するのです。

目次へ

今の会社で良いのか考えよう

最後に、今の会社に居続けることが良いのか今一度考えてみましょう。

今の会社でキャリアビジョンが描けるのか考えよう

自分の直属の上司を観察してみてください。特に部署移動や転勤がない場合の、未来の自分に一番近い存在の人を対象にしましょう。

自分が思い描いている未来になっているでしょうか。

部署移動をすれば解決できることなら、移動を申し出ると良いです。

それで解決することではないのなら、転職すればどうなるのか考えてみましょう。

今の会社で描けないと感じたら

今の職場では自分の理想とする未来を思い描けないなら、転職を考えてみてはいかがでしょうか。

思い立ったが吉日。まずは転職の準備をはじめてみてください。

何からはじめれば良いのかわからないという人は、転職エージェントに相談してみましょう。転職エージェントに相談すれば、転職のプロの目線からアドバイスをもらうことができます。

求人紹介、企業・自己分析、面接対策など、さまざまなサポートを受けることができるので、ひとりでは不安だという人におすすめです。

目次へ

まとめ

今の仕事が自分に合わないと感じている人は、自己分析をして自分がどうありたいのか今一度考えてみてください。

無理をして働き続けるには、リスクがあります。部署移動などで解決するなら働き続けるという選択もひとつです。

転職したいと思うなら、チャンスを逃さないように、思い立ったときに転職活動をはじめてみましょう。