結婚を機に仕事を辞める。辞める手順を全部紹介

結婚が決まった!けど仕事はどうすれば・・?と悩んでいる方は結構多いものです。 一昔前は、結婚を機に退職する寿退社が主流だった女性の働き方。女性の社会進出が進むにつれて、女性の働き方やライフスタイルはどんどん多様化してきています! この記事では、おもに次の3点について、詳しくご説明していきます。 参考にしてみてくださいね!

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「結婚を理由に仕事を辞めたい」はアリ!?

結婚を機に辞めることのメリットやデメリット、結婚をきっかけに転職するときのポイントなどをしっかりチェックし、後悔のない選択をしましょう!

  • ・結婚を機に仕事を辞める人もいるが、近年は減少傾向である
  • ・結婚をきっかけに退職することで、リスクが生じることもある
  • ・結婚や婚活で仕事を辞めるのではなく、転職するのがおすすめ

結婚を理由に仕事を辞める人って?

・結婚を機に仕事を辞めたい女性は減少傾向

厚生労働省「21世紀成年者縦断調査」によると、「結婚を機に仕事を辞める」と答えた独身女性は、2006年の調査では21.9%、2016年の調査では17.1%となっており、近年では結婚を機に仕事を辞めると考えている女性は減少傾向にあることがわかります。

女性の働き方の多様化に対応するために、企業が働き改革を進めてきたこともあり、結婚後も仕事を続けやすい環境が整えられつつあることも影響しているでしょう。

また、若い世代では、男女ともに共働き志向の人が多く結婚したからといってなんで仕事を辞めなきゃいけないの?という意見もあると思います。

・実際に結婚を機に仕事を辞めた人の理由

では、実際に結婚を機に辞めた女性はどのくらいいるのでしょうか。実は、結婚を機にそれまでの仕事を辞め、専業主婦になったという人は、既婚女性の約4割といわれています。

フルタイム勤務を続けたという人も4割弱いますが、フルタイム勤務からパートタイム勤務に変更したという人も1割ほどいるようです。

ただし、「結婚を機に仕事を辞めた」としている人の中には、「結婚」だけが退職理由ではないという人もいます。例えば、結婚が決まるのと同時に妊娠をしていて体調が思わしくなかったり、旦那さんの転勤についていくために引っ越しをしたり……。結婚に伴う変化が理由で辞めることになったという人も多いのですね。

 

・他の転職理由を、「結婚」と報告した人

本当は「人間関係が悪いので辞めたい」「会社の風土が自分に合わない」など、結婚以外に仕事を辞めたい理由があるのに、会社には「結婚を機に仕事を辞めます」と報告する人もいます。

結婚はおめでたいことですから、会社としても退職する人に悪い印象を持つことは少ないので、別の理由で辞めたいと思っていたところに結婚が決まると、「結婚」を理由として辞めやすくなるのですね。

今の仕事を辞めたい!円満退職するための退職理由とは

仕事を辞めるために婚活する人も?

勤続年数が長くなっていくと、責任を負うべき仕事も増えてきますね。精神的にも肉体的にも疲れてくる年代に差し掛かってきます。

まわりの友人たちや同僚たちが次々と結婚して、退職したりパートタイム勤務にしたりするようすを見て、「結婚してラクになりたい……」と専業主婦への夢を膨らませる人も少なくありません。なかには、仕事を辞めるために婚活をするという人もいるほどです。

しかし、結婚して専業主婦になることは、決してラクな道ではありません。専業主婦はラクなように見えて、意外とやることも多くて大変。日々の家事や家計のやりくりは仕事と同様に労働ですし、働いていたときのようにお金を自由に使うということも難しくなってきます。

仕事を辞めたいけどなかなか言えない!そんなときはどうすればいいか

会社員と専業主婦ではどちらがラクということはありません。仕事を辞めるために結婚したいと考えている人は、実際に仕事を辞めて家庭に入った人の意見を聞いてみるのもよいかもしれませんね。

なにより、「結婚」が目的となってしまうと、婚活の場にいる男性は引いてしまいますし、結婚できたとしても、結婚生活がうまくいかなくなってしまうケースが多いようです。せっかくの結婚生活を幸せに過ごせるよう、仕事を辞めることを目的とした結婚はやめておきましょう。

仕事を辞める時の理由

結婚理由に仕事をやめない方がいい理由

結論からいえば、結婚を理由に仕事を辞めるのはおすすめできません。特に、社会復帰の見通しを立てずに、思い付きで退職するということはやめておいたほうがよいでしょう。それでは、結婚を機に退職しない方がよい理由を、退職することによって生じるリスクを挙げて考えていきましょう。

・経済的な問題

仕事を辞めて専業主婦になると、旦那さんの収入だけで生計を立てなければなりません。子どもがいれば教育費も必要になってきますし、マイホームが欲しいのであればそのための資金作りもしなければなりません。

共働きだと、余裕をもって貯蓄や投資を行なうことができますが、旦那さんの収入だけでまかなう場合は、共働きほどの余裕はありません。必然的に、自由に使えるお金が減ってしまうことになるのです。

・キャリアの問題

現在の日本の社会では、一度退職すると、退職前の条件で社会復帰することが難しく、キャリアが途絶えてしまうという問題もあります。

結婚を機に退職し、出産・育児を経て子どもが小学校に上がるタイミングで社会復帰を、と考えていても、そのブランクは少なくとも7年。これほどブランクがあると、なかなか社会復帰させてもらえないという現状があるのです。

結婚後はずっと専業主婦か非正規雇用でOKという人であれば大きなリスクではありませんが、再就職しようと思っている人は注意しておく必要があります。

・離婚のリスク

一度仕事を辞めてブランクができると、その後の再就職が難しくなるということは、万が一離婚となってしまった場合に、無職で新しい生活を送らなければならなくなるというリスクもあります。

無収入になるうえに、結婚していたころは旦那さんの扶養に入っていたため、負担しなくてもよかった所得税や住民税、年金・健康保険の保険料を納めなければならなくなります。このように経済的に自立できなくなるということは、結婚を機に仕事を辞めた場合の大きなリスクの1つといえるでしょう。

結婚を理由に仕事を辞めるなら、転職がおすすめ

結婚を理由に退職することは、家事や育児に専念できるなどといったメリットもありますが、キャリアの断絶や経済的な不安というリスクもあります。結婚を機に仕事を辞めたいという場合、転職することで対応できないかどうか、一度考えてみましょう。

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転職をおすすめする理由

・本質的な問題解決

人間関係の悩みや労働環境が悪いことなど、結婚以外に仕事を辞めたい理由があるのであれば、その問題を解決できれば仕事を辞めずにすむかもしれません。まず、自分が仕事を辞めたい本当の理由に向き合って、転職することで問題が解決できないかどうか確認しましょう。

結婚後の生活を見据えた転職活動ができる

結婚してから転職活動をすると、「どうせすぐ産休や育休に入るんでしょ?」と思われてしまい、転職活動がうまく進まない場合があります。そこで、結婚前に結婚後の生活を見据えた転職をすることをおすすめします。

結婚後、出産・育児を経て仕事を続けることに理解のある職場であれば、結婚前にキャリアを積むことで産休育休後も復帰しやすいですね。また、遠距離恋愛の相手と結婚の見通しが立つのであれば、そちらで結婚前に転職活動をしておくと、結婚後も仕事を続けやすくなるでしょう。

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・現代は専業主婦志向より共働き志向

現代は、1人当たりの収入はそれほど上がらないのに、生活にかかるお金や子どもにかかるお金が高くなってきています。そのため、経済的にも共働きを求める男性が増えています。

また、女性としても、自由に使えるお金を増やしたり、自分のキャリアを築いたりと働き続けることを希望している人も多くなっています。時代の流れに流されるだけではいけませんが、共働きは男性にとっても女性にとってもメリットがあるのではないでしょうか。

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結婚を見据えた転職活動をするなら

結婚を見据えた転職活動をする際には、ライフプランをしっかり立てて、そのライフプランに合った転職先を探しましょう。また、転職先にライフプランを聞かれた場合には、嘘をつかないようにすることが大切です。

例えば、旦那さんの転職が2~3年周期にあって一緒に引っ越しをする予定なのに、「夫の転勤はありません」などと嘘をついてしまうと、いざそのときになって会社が困ってしまいます。そうすると、会社は「今後は既婚女性の採用は控えよう」という方針になってしまうかもしれません。

そのような会社ばかりになってしまうと、自分の転職活動にも影響してきますね。因果が自分に回ってこないようにするためにも、ライフプランに嘘をつかないようにしましょう。

また、直接的な転職理由が「結婚」であったとしても、結婚を前面に押し出しすぎないことも重要です。特に女性の場合、仕事よりも家庭の方を優先されてしまうのではないかという不安を会社に与えてしまうことになります。「結婚」は転職理由の1つという位置づけにとどめ、その会社に入りたい理由や、今までのキャリアをどう活かしていきたいかなどといったことをアピールできるとよいですね。

結婚を機に転職をする場合、仕事と家庭との両立ができるか、子育てに理解がある会社か、などといったことがポイントになってきます。しかし、求人情報を見て自分で判断するのはなかなか難しいですよね。積極的に転職エージェントを利用し、自分にマッチする職場や仕事をしぼってもらいましょう。

雇用条件の交渉などといった面倒なやりとりも、代行してもらうことが可能ですので、転職活動に割く労力を最小限にすることができます。

転職先が決まり、勤めていた会社に退職を伝える際には、可能な限り早めに申し出るようにしましょう。引継ぎや人員の補充などといった手続きにかかる時間を考え、退職予定日の3か月前までには伝えるようにするとよいですね。まずは直属の上司に伝え、折をみて一緒に働いている同僚に伝えましょう。

 

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まとめ

結婚を機に退職し、専業主婦として家庭を支えるという生き方もあれば、フルタイムで働き続けるという生き方もあるなど、女性のライフスタイルは多様化しています。専業主婦であれフルタイム勤務であれ、大切なのは「後悔のない人生を歩むこと」。

キャリアが途絶えるリスクや、経済的な不安が生じるのを避けたいのであれば、できるかぎり仕事を続けることをおすすめします。今の職場では続けられないと思う人は、転職も1つの手段です。「働き続けたい」という気持ちを大切にしてくださいね。

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