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パートを辞めたい本当の理由とは?
パートで働く人の多くは主婦の方が中心です。特に女性の割合が多く、家からなるべく近い場所で勤務先を探す人も多いでしょう。正社員や派遣社員などのフルタイム勤務が多いものと比べると、お給料に差はあっても働きやすく、利点も多いように感じます。しかし実際のところは、辞めたくなってしまうような原因がゴロゴロあります。
人間関係
パートを辞めたい理由の最高位にあげられるのが人間関係。社員でもパートでもトップに上がってくる理由の一つです。パートで勤務すると「パートリーダー」なるものが存在します。パート社会は大奥のようなもので、店長の評価を受けるべくいくつものグループが束となって存在している所も多いです。いわゆる派閥があったりするわけです。
しかも中心になる40代50代と言えば、何かとピリピリしてしまうお年頃。先輩や同僚とも穏やかに過ごせない相手が1人や2人いることもザラにいます。いくらパートでも、家族より長い時間を共にする同士です。本当は気持ちよく働きたいけど、そうならない場合にはストレスが溜まってしまい「辞めたい」と感じてしまう人は多いようです。
家庭
どうしても仕方のない理由で、辞めざるをえない状況がやってくる場合もあります。例えば「転勤」「引越し」「親の介護」などがあります。これらは、どう頑張っても自宅から通える距離にならない場合が多いので仕方ないですよね。他にも「子供の送迎」などといったものもあります。都会では自分での移動も可能ですが、田舎になればなるほど塾の場所も遠く徒歩や自転車では通えない距離に。中学に上がって塾に通い始めるといった際には、時間の都合をつけてもらうか、もっと近くにパート勤務できる場所を探す必要があります。
仕事内容
求人で掲載されていた仕事内容とあまりにも差がある場合には、補助的な仕事を想像していたら力仕事だったとか、レジ業務で入ったのに品出しもあるなど、そのギャップに耐えかねて「辞めたい」と思うこともあるでしょう。
自分が考えているよりも無理のある仕事内容だと、時給も割に合わないと感じるようになって辞めたくなることが多いようです。
職場環境
とにかく働く環境がパートさんには大切です。人間関係や時給・待遇においても公平性がないと必ず揉めます。また、上司からのセクハラやパワハラがあったり、過度な残業を強いられたり、中には罰金やノルマを科すところもあります。
こういった職場環境は、本来なら声をあげてもおかしくない所ですが、パートさんの間ではそうなりにくい現状も。パートさんは時給も多くないので近所の人が集まっている場合が多いです。顔見知りやご近所さんも多かったりします。すると、他の人はうまくやれているのに、自分だけが大騒ぎしているような状況が自然に生まれ『人の目を気にしなくてはいけない環境』ができあがっています。
※厚生労働省 平成29年度上半期入職と離職
これらのように、パートを辞めたいと思う人の本当の理由は様々です。この表を見ても分かるように、パートさんは一般労働者の倍以上の率で出入りの激しさがあります。あなたが「パートを辞めたい」と感じることは、さほど驚くべきことではないのです。あまり思い悩まずにやめる方向へ進んでいって良いのです。
納得してもらえるパートを辞める理由5つ
パートを辞めたいと思っても、なかなかハッキリ理由を言えない時もありますよね。辞める理由を備えておけば、無理に引き止められたりせずに納得して辞めることに了承してもらえます。嘘は意外にもすぐにバレますので、無難なところで説得力のある理由をご紹介しましょう。
- 家庭環境の変化
- キャリアアップのため
- 体調不良のため
- 雇用形態のため
- 他にしたいことができた
家庭環境の変化
家庭環境の変化は誰にも文句を言われずに辞めることができる理由の一つです。育児や介護、引っ越しなどが理由になることも多く、嘘をつく必要のないリアルな辞める理由としても多くなっています
旦那さんの転職、転勤など仕事が変わり辞めざるをえない場合もあるでしょう。詳しい事情を聴かれたとしても、全てを告げる必要はありません。「詳しくはお話できないのですが…」と濁しをいれておく程度でも大丈夫です。子供の送迎や受験のサポートといった点においても、パートを辞めたい主婦があげる理由としてピッタリです。
キャリアアップのため
時給やシフトへの入りにくさなどが辞めたい理由であれば、キャリアアップを理由にして辞めたい意志を伝えてもいいでしょう。「もう少し稼げないと厳しいので」と切り出していくと、中には優先的にシフトに組み込んでもらえる可能性が出てくるかもしれません。そうならなかったとしても、会社ではどうすることもできない理由になってしまうので、スムーズに了承してもらえます。
また、収入が足りないため本気で資格を取って転職しようと思いまして…といったような本気の姿勢で向かってみると、逆に応援してもらえたりするかもしれません。
体調不良のため
パートを辞める理由としては会社側でも止められない理由になります。身体の不調を訴えているのに無理に働かせて、のちに労災沙汰になったりするのは会社側としても痛手を負ってしまうからです。
- ・立ち仕事など:腰・足・大腿骨のすり減り・膝などが理由
- ・重い荷物を持つ:腰・足・背中
- ・冷たい水に触れる:リウマチの気がある
こういった症状は実際に起こりうる体調不良として納得されやすいです。
また、家族の体調不良などは身近な人が同じ勤務先にいたりする場合には避けた方がいいかもしれません。臨機応変に使い分けて会社側に納得してもらえる方法の1つになっています。
雇用形態のため
パートを始めてお給料が低くなってしまう場合でも、フルタイムで働けるようになれば辞めなくてもいいのにと考える人もいます。パートからフルタイムとへの変更を打診してみるのもいいですが、現状はフルタイムの人気も高く、会社に雇用の空きがなければ切り替えも難しくなってしまいます。
もっとシフトを入れて働きたい!お金が必要なった!などを理由にパートからフルタイムに移行したい旨を辞めたい理由にすると、フルタイムで働くという願いが叶うか、辞めて新しい場所を探せるようになります。
他にしたいことができた
何か新たにはじめたいことができたという理由を使うのもおすすめです。社会貢献活動や趣味に力を入れたいといった内容もいいですね。また、パートを始める理由がしたかった事の資金集めであり、目標が達成できたので辞めたい。といった理由も使えそうです。
パートを辞める時に気になるポイント4つ
パートを辞めたい納得してもらえる理由ができれば、あとは意志を伝えるだけです。理由は何であれお互いが嫌な気持ちで終わりを迎えることがないようにしたいものです。伝える時にはどんな注意点があるのでしょうか。気になるポイントを4つに絞ってお伝えしましょう。
- 辞意を伝えるタイミングは?
- 職場は人手不足だけど大丈夫?
- 伝えるのは電話でも大丈夫?
- 保育園はどうなる?
辞意を伝えるタイミングは?
辞める意向を伝えるのは、早ければ早いほどお互いにとって良好な退職に向けての準備期間になります。最短なら2週間前でも辞めることは可能ですが、あなたが辞めるにあたって抜ける穴を埋める会社側としては、少し期間が足りないかもしれません。また、あなたの仕事を引き継ぐ人にもしっかり業務を教えなければなりません。
いろいろな状況を踏まえても最短1ヶ月前申告が常識的。上司には辞める意思が固まったらすぐに伝えるようにして円満退社の準備をするようにしましょう。
職場は人手不足だけど大丈夫?
パートを辞めたいと思っていても、人手不足で辞めることを伝えられない…と悩んでいる人もいます。しかし、辞めることは可能です。ただし、円満退職をこころがけるなら会社側と辞める期日の段取りを調整して、やるべきことをやって辞めるようにしましょう。
しかし、パワハラやセクハラ・賃金不払いなど悪質な労働環境にある場合には、人手不足の前に自分を守らなければいけません。辞める旨を伝えてなるべく早く退職しるべきでしょう。次に仕事を引き継ぐ人がないな問題は職場が考えるべき問題と割り切ることも必要です。
伝えるのは電話でも大丈夫?
パートを辞めることを電話で伝えなくてはいけない場合は、緊急度が高いことが多いです。例えば介護で親が倒れてしまい、付き添いでもうパートに出られない。などいうケースがそうです。電話でも辞める意思を伝えることは可能ですが、基本的には直接会って伝えるのが社会人としてのマナー。電話だけで、その後一切職場に足を運ばないということは避けなければいけません。
【電話での辞める意思を伝える会話例】
あなた「もしもし、お疲れ様です。○○部門の〇〇(名前)です。店長はお手隙ですか?」
店長「お疲れ様です。あ~私です。どうしましたか?」
あなた「店長、どうしても電話でしか連絡ができない状況で…。実は親の介護をするようになって、付き添いで仕事に行けなくなってしまいました。本当に申し訳ないのですが、辞めさせて頂きたいのです。」
店長「それは仕方ないですね…残念です。とにかく出社できる日があれば手続きを取らなくてはいけませんから、出社できる日に来てもらうようになります。その時にまた。」
あなた「はい、わかりました。よろしくお願いします。申し訳ありません。」
保育園はどうなる?
パートを辞めてしまうと、保育園に預けている子供が保育条件から外れてしまう為、他の仕事を探すことにも専念しなければなりません。保育所もすぐに退所させられることはありませんが、いつ退所届けを渡されるのかもドキドキしてしまいますよね。
保育園に入れ続けたい場合は、保育園や役所に相談してみましょう。具体的にいつまでに職を探すべきか、求職中であるのかどうかなども含めて相談にのってくれます。
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まとめ
入社してから3カ月はとりあえず頑張ってみる。
パートを辞めることは、どんな理由であっても精神的・体力的にエネルギーを消耗してしまいます。パートとして勤務して間もない場合には、最低でも3ヶ月頑張ってみて本当に自分には向いていないのかを見極めましょう。