営業が向いていないから転職したい人へ!別業界別職種の転職のススメ!

転職面接の現場において、未経験可の事務系職種を募集すると多くの応募があります。その大半は営業職が嫌だから、向いていないという判断の下、志望されるケースが大半です。 大抵の方は、営業の仕方は嫌だからという言い方をする訳ではありませんが、面接を行うなかで少し突っ込んだ質問をすると営業が嫌なんだろう、営業が向かないと思っているのだろうということが何となく分かってくるものです。 また、5ch上においても営業が向いていないから辞めたいという言葉もかなり踊っています。しかし、本当にこういった方は営業職に向かないのでしょうか。本編では今の会社で営業職種に向かないと判断している方々がどうしたら良いのかについてお話したいと思います。

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営業が向いていないのはなぜ!?営業が向いていないという理由について

まずは営業が向いていないという方が、なぜそう思うのかという理由についてご紹介します。

ノルマがキツイ

営業職と切っても切りはなせないのが数字、すなわちノルマです。

営業職である以上、会社からノルマを付与し会社からその達成が求められます。そして、時にその数値に達成ない場合は厳しく上司から指摘・叱責がされます。その指摘・叱責というのは、非常に精神的なダメージをもたらします。

中には営業が向いていないと上司に指摘・叱責をされた経験のある方もいらっしゃるでしょう。

そのような上司からの指摘・叱責がもう嫌だから営業職を辞めたいという人が多くいらっしゃいます。

人付き合いがつらい

営業職は人付き合いが多いため接待、会食などが発生します。そもそも営業職というのは人と会って人の心とお金を動さなければならない仕事ですが、その人と会い、人を動かすという行為そのものが苦痛であるという人もいらっしゃいます。

労働時間が長くなる傾向にある

営業職は、労働時間より結果が大事です。最近はワークライフバランスが叫ばれているため、労働時間は削減の方向に行っていますが、それでも数値目標、すなわちノルマは変わりません。

そのために、簡単に結果が出るわけではないため結局長時間労働を行うケースも少なくありません。以上の状況から、ワークライフバランスを求めたいという方が営業職を辞めたいと訴えるケースも数多くあります。

このように営業職をやめたいと思うのは、精神的、体力的な要因で別の職種に転職したいと思うのです。

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営業が向かない人はいない!ただ仕事内容が向いていないだけ

しかし、今の仕事が合わないから、営業職全般が合わないという考えは、思考停止であると思っていただいて良いでしょう。なぜなら、仕事の基本は営業という言葉もあるように、営業で培ったコミュニケーション、調整力というのはあらゆる業務において役に立ちます。

加えて、自社の商品やサービスについて、お客さんがどう思っているのかなど知っておくというのは今後仕事をしていく上で重要なことです。

そのため、新卒社員においてはまずは営業職として働いてもらうというのは非常に重要なことで、大半の会社で新入社員のかたを営業職に配置するということは、若い営業力の確保という側面もありますが、今後いろんな仕事ができるような素地を作りたいという教育的な側面もあります。

でもやっぱり営業職として働きたくないという方は以下のことを踏まえたうえで本当に営業職が向かないのかを考えていただきたいと思います。

仕事内容において何が向いていないのかは知っておこう

営業職が辛いからやめたい、ではなく営業の仕事の中で何がつらいのかということ知っておいてください。同時に今の仕事の中で何がやりがいなのか知っておくとさらに良いです。営業職がつらいという方は、つらいという思いが強くなり、営業職は嫌だという気持ちが強くなってきます。

しかし、何が大丈夫で何ができないということを分析するというのは、自分の本質的なものを知るうえで重要となります。まずは営業職が無理という前に具体的にどんなことが無理なのかということとちゃんと向き合いましょう。

BtoCの営業はそもそも大変

営業職の中でもBtoCの営業職、具体的には住宅販売や自動車販売、証券営業などはこのBtoC、すなわち対個人向け営業として働いていらっしゃる方はいませんか。いうのは、このBtoC系ビジネスというのは、法人と違い、定例的に購入してもらえる商品を扱っていません。

また、高額であるため、1件の成約、1件の新規を獲得するため非常にパワーがかかってきます。また、具体的にはアポなしで自宅に訪問したり、電話を1日何百件もかけたりということをしながら、成果を問われるため、非常に肉体的にも精神的にも負担が大きくなります。

もし、このようなスタイルの仕事をしている方であれば、これは全ての営業職の働き方ではありません。むしろ、一番辛いスタイルの営業をしていると言っても過言ではないのです。その認識を持って頂けたらと思います。

法人営業でも新規メインはパワーがいる

法人営業でも、無形のITやサービス系の営業というのは楽ではありません。なぜなら、無形の営業というのは新規開拓中心の営業会社が多く、1社でも自社のサービスを使ってもらえるようあらゆる企業に働きかけていくことが必要となるからです。

そのため、法人営業においても、このように新規で自社のサービスをこういった仕事をしている人も負担がかかる営業をしていることを知っておいてください。

ただ、個人相手と違い、ニーズさえあれば、まだアポイントを取得できる、見積金額を提示できるなど比較的次のステップに進みやすいというのもありますので、個人相手の仕事よりは成果を出しやすいというのも事実です。

ただし、相手は法人である以上、論理的でかつ納得感を持たせるような提案や、全てを戦略的に進めないと成果に繋がらないという点もあります。個人相手の仕事は相手の気持ちを動かすだけで問題はないのですが、法人相手だと、ただ相手の心を動かすだけではなく成約までの流れを作っていくまでのアクションが難しいところです。

メーカー系の営業は新規はあまりない、調整業務がメインとなる

営業職の中でもメーカー系のお仕事というのは、コンスタントに需要があるため、業務が調整メインになるケースがあります。また、そこまでいかないまでも、クライアントと関係ができているため

アポイントがとるのが比較的簡単であったり、関係をつなぐことに注力しておけばよいという営業スタイルをとることができます。

しかしある程度パワーのかかる営業というのはあまりしないため、こういう仕事であれば比較的働きやすいし、給料も良いというケースも多いです。しかし、その分専門知識が問われるため商品に関して、またそのバックグラウンドとなる知識が必要となるため、そこに関してはしっかり取り組まなければならなくなります。

このように営業職といってもいろんなタイプの働き方があり、辛さも色々あります。しかし、働くということは非常に大変なことなので、営業職にもいろんな仕事があり、自分にはどんな仕事が向いているのかを吟味するというのも重要です。

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それでも営業職で働くには嫌な方は?

 

とはいえ、それでも営業職をやりたくないという方もいらっしゃるでしょうし、実際営業職を辞めて良かったという声もあります。では、営業職として働くのが嫌な方はどのような行動すればよいのか説明をいたします。

適職診断を行い、本当に向いていないのかチェックしよう

適職診断をしてみましょう。エージェントの中でも、適職診断を行うサービスのあるエージェントを使ったり、書店にも適職診断の本が販売されます。まずは客観的な指標をみるというのも1つ参考になりますので、そういうものを利用して自分自身を見つめてみましょう。

転職エージェントにどんな仕事ができるのか相談しよう

何がしたいのかわからないけど、どうしても営業職として働くのが嫌であれば、転職エージェントに相談してみましょう。なぜなら、転職エージェントには営業職以外の求人も多数あり、なかには営業経験者を優遇して採用してくれる求人もあります。

営業職を推薦されるにしても、どういう仕事があなたにフィットするというようなアドバイスをもらえることそのものが重要な場合もあります。

営業職以外で自身のこれまでの経験や知識が生かされる求人を扱っていないか、また自分にどういった仕事がフィットするのかを相談してみるというのも大事です。

転職サイトをフル稼働させよう

転職サイトにも実は営業職経験者が営業以外の仕事ができる求人もたくさんあります。とにかく営業職以外の転職を未経験で挑戦するのは非常にハードルが高いため、転職サイトの利用というのも積極的に行い、可能性を広げていくのが重要です。

営業職と違い、採用は1名だから長期戦になるのは覚悟しよう

営業職の経験者を採用する営業職の求人案件は多くの会社が募集していますし、時に複数名採用を行うケースも少なくありません。

しかし、営業職から未経験の職種に就職する場合において、事務系案件など未経験からチャレンジできる求人というのは1枠しか採用枠が用意されていないことも多くあります。

また、そういった求人案件には少ない採用枠に多くの人が応募します。そのため、簡単に転職できると考えないほうがいいでしょう。間違っても、会社を辞めてからの転職活動はおすすめしません。

なぜなら、簡単に採用が決まらないため、離職期間が長くなってしまう危険性をはらんでいるためです。営業職から営業職以外の仕事に転職するというのは非常に難しいのです。現職のままで転職活動をするというのは大前提なのでそこは絶対外してはいけません。

営業が無理、ではなく何がしたいのかちゃんと考えよう

営業職はどう転んでもできないと思っていらっしゃる方においても、同時にやりたい仕事はどんなものなのか、どんなことを自身のキャリアで達成していきたいのかということを明確にしていくことが必要です。

営業の仕事が嫌なのはわかりますが、実際企業が採用する人は、何がやりたいのかということを明確な理由をもって説明をできる人です。営業が嫌だというだけの人を企業が採用するほど世の中甘くはありません。

もっと言えば関連する資格の取得などしてアピールしておくと少し採用に有利に働くでしょう。どれだけその職種に対し本気になれるかというのも大事なポイントとなります。

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営業職とそれ以外で見るのは危険!広い目線で自分のキャリアを考えよう

このように営業職をもうやりたくないという方が多い一方、今あなたが嫌だと思っていることは、営業というより営業職の業務の何かです。それは新規開拓であったり、数字のために無茶なことをやらされるなど業務の一部であるというのが大半です。

今、営業職の方にお伝えしたいのは、営業職というのは仕事の基本であり、経験しておくことは非常に有効です。営業職として働くことで、自社商品について、また顧客について知ることに加え、コミュニケー力や計画策定・実行力を養うことができます。

そのため、可能な限り今の会社の営業職ができないのであれば、やりがいとつらいことを明確に分類したうえで、やりがいにフォーカスをして別の会社・業界の営業職として仕事の基礎力をを醸成させながら次のステップを考えるのも一つの方法といえます。営業職と言っても多くの仕事がありますので、大抵の場合においてあなたに合う営業の仕事はあります。

とはいえ、営業職を経験したことのない人でも一流と言われる人も多く存在し、必ず営業職の経験がなければならないわけではありません。

大事なのは、やりたくないことと、やりたいことは何なのかというこを明確にし、自分が描きたいキャリアというのはいったい何なのかをを知り、そのためにどのような行動をしなければならないということを自身の中で決められているかということです。

自分の目指したいキャリアを積むためにはいったい何が必要なのでしょうか。まずはそれを考え、それができるようにするため人生を逆算して何をすべきなのか決めておきましょう。

とはいえ営業職はそのファーストステップとなります。20代のうちにしっかり営業職として経験を積み、しっかり次のキャリアを作っていくことをお勧めします。