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GW終わり。なんとか仕事に行かずに済ますには?
休み明けにどうしても会社に行きたくない。気持ちが向かない。そんな時は、無理をして出社しても、ボーッとしたまま過ごし、生産性も上がらないもの。思い切って休んで、気持ちの切り替えを図りましょう。ただし、休むにもやり方が大事になってきます。
とりあえず休むための方法
体調不良でもないのに休むとなれば、それはいわゆる「ズル休み」。決して褒められたものではありませんが、時には必要なものと割り切り、うまく乗り切りましょう。ズル休みがバレないための注意事項には以下のようなものがあります
[体調不良の演技に注意]
体調が悪いフリをして会社に電話した時にやってしまいがちがのが、電話口で「ゴホゴホッ」とせき込む演技。これは本当に風邪でも引いていない限り、かなりわざとらしく聞こえ、逆に疑われかねません。それよりも弱々しい小声で、「高熱がありまして……」とでも伝えた方が信憑性があります。
[職場からの電話の対処法]
体調不良で休んでいるにも関わらず、仕事の確認などで電話がかかってくる場合があります。その時、すぐに出てはいけません。調子が悪いのであれば病院へ行き、薬をもらって昼食後には薬を飲んで寝ているという流れが自然なはずです。故に昼間に電話がかかった時にはあえて電話に出ず、夕方ぐらいにこちらからかけ直すようにしましょう。
[SNSは利用しない]
ツイッターやフェイスブックなどのSNSでは、何気なく発したあなたのメッセージが、会社の人の目にとまる可能性があります。知らないうちに会社の誰かがあなたのアカウントを知っていたり、友達でなくてもシェアされてバレることがあるからです。
同僚から、体調を気遣うLINEが来た時も、いつもより少し時間を置いて返信しましょう。
また、職場の同僚とオンラインゲームをプレイしたりしている方はずる休みした日にゲームで遊ぶのは禁物です。
もし!誰かが有給をとっていたら、あなたがゲームをしていることがわかられてしまいます。
無断欠勤は絶対だめ!
いくら休みたくても、無断欠勤は絶対やめましょう。社会人の常識としてダメなことは明白ですが、万一何もお咎めがなく済んだ場合、また同じことを繰り返すようになるかもしれません。当初1日だけだったのものが2日、3日と連続して無断で休むようになったり……。重要な案件が進行していれば、職場の仲間に多大な迷惑をかけることになり、ひいては会社に損害を与えたとして最悪、解雇の理由にもなりかねません。ズル休みだとしても、連絡だけは必ず入れるようにしましょう。
あなたが仕事に行ける解決策
休み明け、会社に行きたくないけど、出社せざるを得ないという人も多いでしょう。そんな方のために、少しでも会社へ向かう足と心が軽くなる方法をアドバイスします。
連休最終日の過ごし方を工夫する
連休明けを少しでも楽に過ごしたいなら、連休最終日の過ごし方や心の持ち方を意識しましょう。例えば……
[次の休みの予定を立てる]
連休が終わったからといって、休みがもう来ないわけはありませんね。この連休でできなかったことや、趣味、レジャー、したいことを考えたり、早めに予定に書き込んでいきましょう。楽しいことが待ってるなら、休み明けの憂鬱もマシになるはずです。
[体を疲れさせる]
連休最終日はゆっくりしようと家でゴロゴロする人も多いでしょうが、これがかえって、明日からの仕事を考える憂鬱な時間になることも多いのです。軽いウォーキンなどで体を動かし、疲れさせることで、余計なことを考えずに早く眠りにつくことができます。
頑張りすぎないようにする
連休明けの出勤は、体も心も温まっていない状態。車だってエンジンをしばらくかけていなかった状態から急発進すれば、故障の原因にもなります。とりあえず初日は「出社する」「今日一日を乗り切る」ことを目標にし、たまった仕事を一気にかたずけるなどの高い目標を掲げるのはやめましょう。
自分へのご褒美を用意する
休みたい誘惑にも負けず、なんとか出社できたら、次はその後のご褒美プランを決めましょう。ランチをいつもよりちょっと贅沢なものにしてみたり、仕事終わりに見たかった映画を見たり、欲しかった服を買ったり、大好きなスイーツを味わったりと、楽しい時間が待っているなら、今日一日を頑張れるはずです。
連休が明けたら待ってました5月病!
5月病という言葉は誰でも聞いたことがあると思いますが、ゴールデンウィーク明けというのも、まさにその5月。どうして5月病が起こるのか、その原因と対策について説明します。
環境の変化にうまく適応できていない
新卒で入社した新人はもちろん、転職や部署の異動で職場環境が新しくなった人は、そこに慣れるまでには時間がかかるもの。
しかし適応できていないという自覚が強いと、そのことがストレスになって、必要以上に自分を責めてしまうことになります。
そんな時は、これまでの同様の体験を思い返してみましょう。高校や大学の入学時、あるいは前の職場で、どう周囲に対応し、溶け込んでいったか。そこに自信回復へのヒントが見つかるはずです。
責任感がひと一倍強い
仕事に責任感を持って取り組むのは当然必要なことですが、それが強すぎると、「失敗はできない」「期待に応えねば」という気持ちから、どんどん自分を追い込んでしまうことになります。しんどくなっったら、意識して少し手を抜いてみる。自分一人で背追い込まず、周囲に調子が悪いことを伝える。それだけでグンと気持ちが楽になるはずです。
休みの日と平日のギャップが大きい
平日はよく働き、休日は思いっきり遊ぶというのは、決して悪いことではありませんが、その切り替えがうまくいかず、リズムが狂ってしまう人もいます。特にゴールデンウィークなどの連休ではその傾向が顕著になります。日頃から少しずつ、このギャップを埋めるようにすることで、モードを切り替える苦しさが緩和されます。例えば、休日に寝だめするという人なら、平日から早目に就寝するようにする。休日に運動をする人なら、通勤時にウォーキングを意識して取り入れるなどして、平日と休日のスタイルを近づけるようにしましょう。
5月病ですましてはいけない場合もある
調子が悪い。やる気が出ない。これはよく聞く5月病だな。そう思い、無理をして出勤を続けているうちに、朝、ベッドから起き上がれなくなる。
会社や仕事のことを考えるだけで、胸が締めつけられるような痛みを感じる……。実は「5月病」というのは医学的な病名ではなく、環境への適応が難しく精神的、身体的不調が出る「適応障害」の一種とされています。
5月病という名の通り、心身の不調は一過性で、大抵の場合、環境への適応とともに、徐々に治っていきます。しかし、いつまで経っても変化がないようであれば、それは「うつ」などの精神的疾患を発症している可能性もあります。
ずっと気分が落ち込んだままで、やる気が起きない。何かおかしい。そう思ったら、一度クリニックなどで相談されることをおすすめします。
そもそもなんで仕事辞めたいの?とりあえず今日行きたくないだけ?
連休明けに仕事に行きたくないと思うのは、そう不自然なことではありません。でも、そこで一度立ち止まって考えてみませんか。会社に行きたくないのは、単にもっと休みたいからだけなのか? そこには、こんな気持ちが混じっていませんか。
給料
頑張って目に見える成果をあげているのに、評価に結びつかず、給料も一向に上がらない。全く納得できない。
人間関係
上司との関係がうまくいかず、なぜか目の敵にされている。同僚ともギスギスした雰囲気で、飲みに行くこともほとんどない。
仕事が楽しくない
仕事自体は問題なくこなしているが、流れ作業のような業務にやりがいを感じられない。もっと自分の個性を活かす仕事がしたい。
自分に問いかけ、上記のような理由が潜んでいるようであれば、それは5月病が原因ではなく、時間が解決してくれるというものでもないかもしれません。思い切って環境を変えてみる。会社を辞め、転職活動を始めるというのも一つの有効な手段かもしれません。
まとめ
連休明けに仕事に行きなくない、会社を辞めたくなる理由について述べてきました。皆勤を達成するのはもちろん立派ですが、無理をして仕事に行くよりも、ちょっと一休みしてバランスを取ることも、社会人にとって時には必要なことかもしれませんね。
ただ記事にも書いたように、5月病だと思っていたものが実は……ということもあるので、自分の今の状態は冷静にチェックするのも大切です。いい休みをとって、次のステップへと進んでいきましょう!