仕事辞めたいは甘えじゃない。うつも甘えじゃない。

仕事を辞めたい=甘えだという人もいますが、うつ病を発症する人も多い現代社会、仕事を辞めたい気持ちが必ずしも甘えだとはいい切れません。 もし仕事を辞めたい気持ちが強くなってしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

この記事は約12分で読み終わります。

朝起きた時から仕事に行きたくないという気持ちで憂鬱になってしまうあなたへ

もしかしたらこれはうつ病なんじゃないかと思い落ち込んでいませんか?

うつで辞めるのは甘えなど無責任なセリフでさらに苦しくなっていませんか?

けしてうつで仕事を辞めるのは甘えではありません。また元気になったときに復職や転職すればいいのです。この記事ではうつ病の症状とまた仕事を辞めるための手助けが出来ればいいなと考えております。

仕事を辞めたいけどなかなか言えない!そんなときはどうすればいいかはこちらの記事に詳しくかいてあります。

 

仕事を辞めたいのは甘えか?こんな症状はうつのサイン

厚生労働者の調査によると今や国内では15人に1人がうつ病になるといわれています。

しかし、自分自身がうつ病におかされていることに気づかない人も少なくありません。

うつ病は病気として認められており、決して甘えではありません。

それでは、何がうつ病の目安になるのでしょうか。

 

厚生労働省が出しているチェックリストを参考にしながら、身体的、心身的、それぞれのうつ病のサインを確認してみましょう。

身体的

一般的なうつ病の場合、からだがだるい、頭が痛いなど、実感できる症状として現れることがあります。

からだの調子が悪い状態が2週間以上継続して続く場合はうつ病のサインかもしれません。

たとえば、眠れない、倦怠感がある、食欲がわかないなどの症状の他、頭痛やめまいなどの症状を感じることがあります。

見た目の変化としては、食欲がわかないことにより、体重が減る人も少なくありません。

ただしこうしたからだの変化は定型のうつ病の場合です。

非定型うつ病の場合、過眠や過食に悩まされることがあります。

心身的

うつ病になると、からだの変化だけでなく心にも変化が現れます。

典型的な症状が、何をしても意欲がわかない、楽しいと感じない、落ち込みやすい、不安を感じる、イライラするなどです。

ネガティブ思考に陥り、なんでも悪い方向に考えてしまいます。

少し心が疲れているなと感じたら、うつ病のサインかもしれません。

このように典型的なうつ病であれば全体的に気力も下がってしまいますが、非定型うつ病は少し違います。

一日中憂鬱な気持ちはありますが、自分が好きなことをしている間は気分が明るくなります。

昼間は比較的穏やかに過ごせても、夜にかけてだんだん憂鬱になってくるのもこのタイプです。

この他にも、うつ病のサインはいくつかあります。

いずれにしてもうつ病は、小さい頃からの性格的なものではなく、突然発症するものです。

からだや心になんらかの変化があった場合、うつ病のサインである可能性があります。

またこのようなうつ病の症状は、仕事に支障をきたすことも少なくありません。

遅刻や欠席が増えたり、仕事でのミスが増えたりした場合は、うつ病のサインかもしれません。

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うつになりやすい人の特徴

うつ病のきっかけとされるのが、近しい人との死別、病気からのストレス、転勤や昇進など環境変化によるストレス、職場や家庭内でのストレスです。

しかし、このようなストレスがあるからといって必ずしもうつになる訳ではありません。

なぜうつ病になって仕事を辞めたいと追い込まれる人と、ストレスがあってもうつ病にならない人がいるのでしょうか。

うつになるかどうかは、その人自身の性格や気質も大きく影響しています。

理不尽な仕事を理不尽じゃなくす方法をこちらの記事で紹介しています。

あなたの参考になれば嬉しいのでよければよんでみてくださいね

完璧主義者はうつになりやすい?

うつになりやすい人の特徴は、性格的に完璧主義的な要素を持っていることです。

たとえば、まじめ、几帳面、自分に厳しい、責任感が強い、何でも完璧を求める人はうつになりやすいとされています。

周りに相談したり、周りに任せたりすることが上手くできない人が多いためです。

そのため仕事の責任や、過度な仕事量を自分1人で処理しようとして無理が起きてしまいます。

社交的でも気が弱い人は要注意

一見社交的で人間関係が豊かな人もうつ病になる可能性があるといわれています。

本人に自覚がなくても、人間関係を維持するのに無理をしているためです。

社交的で朗らかな人でも、自分よりも他の人を第一に考え、できるだけ平和的に無難に生活したいと考える人がうつになるケースがみられます。

だご紹介したうつになりやすい人の特徴はあくまで一例であって、必ずしも性格が当てはまるからといってうつ病に繋がる訳ではありません。

どのような性格であっても過度なストレスのせいでうつ病になることもありますし、どんなに強いハートの持ち主でも一時的にうつ病のような症状を患うこともあります。

あくまでもうつになりやすい一般的な例として、うつ病に向き合うときの参考にしてください。

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仕事のストレス。うつになる前にきちんと解消

うつ病の怖いところは、ストレスがたまることでいつの間にか発症してしまうことです。

本人の自覚がないままうつ病の症状が現れていることもあります。

しかしご紹介したようにうつ病の大きな原因の1つがストレスです。

「仕事を全て投げ出したい」「最近疲れた」「仕事を辞めたい」と感じる瞬間はなかったでしょうか。

危険信号と考えて、仕事でのストレスを軽減することが大切です。

まずは仕事で落ち込んでいるとき、自分ができるストレス解消法から考えていきましょう。

睡眠をしっかりとる

うつ病の症状に睡眠不足がありますが、反対に睡眠不足がうつに影響を与えることも分かってきました。

しっかり質の良い睡眠をとることはうつ病を予防することに繋がります。

どうしても寝れない、、、それはうつの可能性があります。

今すぐ病院に行ってください。それはそうと思われるでしょうが、あなたを守れるのはあなたしかいません。

食事をしっかりとる

うつ病が食生活にも関係していることが最近では分かってきました。

実際にうつに悩んでいる人は、日頃の食生活が乱れている人も多いためです。

まずは食事の基本でもある3食を食べること、栄養バランスを考えて食事をとることと心がけましょう。

またうつには食事の内容も関係しているという研究結果もありますし、加工食品などの多い食生活は栄養バランスの崩れから、うつになりやすい環境をつくってしまうこともあるといわれています。

野菜や豆類、穀物、魚介類などが豊富に摂れる和食、または地中海料理を積極的に取り入れることがおすすめです。しかし、とりあえずなんでもいいので食べてください。

大きな声を出す

適度にリフレッシュすることも仕事のストレス軽減に繋がります。

大きな声を出して歌ってみる嫌いな上司の名前を叫ぶなど、自分にとってリラックスできる時間、仕事の苦痛が和らげる時間を意識的につくりましょう。

自分を褒める

うつ病にとって良くないのは激励することです。

「頑張れ」「頑張ろう」の一言は、ただでさえ自分自身に無理をしている人にとっては苦痛以外のなにものでもありません。

十分頑張ってます。自分自身を褒めることによって自信に繋がります。

今日も一日頑張りました!あなたは世界一えらいです!

現状から逃げ出す

現実から逃げ出すことは、必ずしも悪いことではありません。

もし自分自身に限界がきている自覚があるなら、現状をリセットすることも大切です。

今の仕事を辞めるのも1つの選択肢ですが、休職をするなど現在の仕事を続けながらも現状から抜け出すことはできます。

逃げは甘えではありません。逃げないことこそ自分自身を騙している甘えです。

ブラック企業だと思っている場合は、今すぐ逃げましょう。また、もし自分の会社がブラック企業だとわからない場合はいちどブラック企業の見分け方を確認してみてください

仕事が辛くてやっぱりうつかもと感じたら病院へ

ストレス解消法を実践して、うつを予防することも大切ですが、人によっては仕事の悩みがどうしても解消されず、仕事を辞めたい気持ちが消えないこともあります。

自分自身でうつの可能性に気づいたら病院で診てもらうことも大切です。

どこで診察してもらえるか?

うつ病は、精神科や精神神経科、心療内科など心の病気を専門としている診療科で診てもらえます。

他にも、メンタルクリニックなど精神的な疾患を専門にしているクリニックで診てもらうことも可能です。

ですが人によってはそうした精神科系の病院で受診するのがためらわれるケースもあります。

無料相談を利用してみることも考えてみましょう。

症状によっては専門の医師に診てもらった方が良いこともありますが、まずは行動を起こすことがうつ解消の第一歩に繋がります。

仕事を続けるのが辛いと感じたら、我慢せずに相談だけでもしてみましょう。

うつの診断方法とは

うつ病のような症状があるからといって必ずしも、うつと判断される訳ではありません。

医師による診察と客観的な検査のもと、うつかどうかが分かります。

治療の流れは特別なものでなく、一般的な診察の流れと変わりありません。

病歴などの予診の後に、血液検査や尿検査などの一般的な検査を行います。

このような検査を行うのは、うつ病がほかの病気が原因で引き起こされているものかもしれないためです。

次に、現在の状況や気持ちについて問診を行っていきます。

このとき家族など、いつも近くにいて客観的な情報があると診断に役立つでしょう。

また、大きな病院ではCTや脳波などさらに詳しい検査がされることもあります。

このようにうつ病の検査といっても特別難しい検査をする訳ではないので、あまり難しく考えすぎないようにしましょう。

いやなことをする人はいません。安心してリラックスして受診しましょう。

うつ病の治療とは

うつ病と聞くと、抗うつ剤をイメージする人もいるかもしれませんね。

しかし、治療にあたって必ずしも抗うつ剤が必要になる訳ではありません。

うつ病の治療のベースにあるのは精神療法です。

医師やカウンセラーとの対話を通して、ストレスの原因となっている問題解決を一緒に考えるなど患者にとってベストな方法でアプローチしていきます。

精神療法を施しても改善がみられないなど重度なうつ病に施されるのが抗うつ剤などの薬物治療です。

薬の服用によって、うつ病の症状軽減を図ります。

しかし、薬物療法は一般的な病気の薬と同じように副作用のリスクもある治療法です。

患者の様子を見ながら、医師の判断によって薬の処方が行われます。

なお薬物療法はすぐにでも効果があらわれるような方法ではありません。

早く直したいからと焦らないこともうつ病治療では大切なことです。

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うつの症状がひどくなる前に転職

職場の環境が自分に合っていない場合や職場の人間関係に悩みがある場合は休職しても解決にはならないです。

一時的には休職することで現状から逃げることができますが、問題が解決しないまま職場に復帰しても、また辛い思いをして憂鬱な気分になるだけです。

うつの症状がひどくなる前に仕事を辞めて新しい職を見つける決断もときには重要。

辛い職場に身を置いていても成功には繋がりませんし、何より働き続けても苦しい思いや仕事を辞めたい思いから抜け出せないだけです。

今の職場でなくても環境の良い職場は他にたくさんあります。

仕事を辞めたいけどなかなか言えない!そんな時はどうすればいいか

ただし仕事を辞めるという決断は大きな決断になりますし、家族の理解や協力は不可欠です。

うつ病に対して理解してもらうためにも、病院で治療を受ける場合は家族も同伴されることをおすすめします。

うつもうまく付き合えば仕事が楽しくなるかも

うつ病は一度治っても再発する可能性のある病気です。

うつ病の症状を改善するには、一度うつ病の原因をつくっている仕事から離れて転職するのも手段のひとつでしょう。

しかし、仕事に集中できない、簡単なミスが多いなど、うつの症状がひどく転職しても働けるか不安だと感じる人は少なくありません。

ですが、うつ病に向き合って、これまでの仕事や自分を取り巻く環境を見直していけば、うつ病の症状とうまく付き合いながら仕事をすることはできます。

転職後、仕事を辞めたいという、マイナスな感情にならないために押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。

適度に休んで無理なく働くこと

責任感が強く無茶をすることが多い人ほど気をつけたいのが無理をしないこと。

これまで無理をしてでも仕事をしてきた人にとっては、人に迷惑をかける、責任が果たされないなどで大いに戸惑ってしまうかもしれません。

しかし、また無理をしてうつを再発したのでは自分自身にも会社のためにもならないはずです。

休むことは決して悪いことではありません。

自分の体調を整えて仕事のパフォーマンスを向上させるには必要な時間です。

過度に周りのことを気にしすぎないで、自分の体調や気持ちの余裕を考えてみましょう。

 

頑張って自分を変えようとしない

自分の状況が分かっているからこそ、うまくできない自分に苛立つ、うつ病は本人にとって辛い症状です。

だからこそ、早く良くなりたいと急な変化を求めがちです。

しかしうつ病はすぐによくなるような病気ではありません。

良いとき、悪いときの波を経て徐々に症状が改善していくものです。

それでも頑張って自分を変えようとすると、しわ寄せからからだや心に無理がきてしまいます。

うつ病とうまく付き合っていくには、自分を無理に変えない、ゆったりしたペースで徐々に変えていくことが大切です。

仕事の成果を考える

自分自身で仕事を評価するとき、100点満点中何点で換算することが多いのではないでしょうか。

調子の良いときは自分にとって大きな指標になります。

しかしうつ病の症状がひどく調子の悪いときはどうでしょうか。

いつもは70点なのに、30点しか達成できなかったときはひどく落ち込むものです。

落ち込みはうつにとって良いものではありません。

仕事の達成度については、逆転の発想で厳しくつけないことがポイント

できたらできた分だけポイントを加算していって、自分自身を褒められる状況をつくりましょう。

他にも、焦らない、今あることだけに集中することなど意識を変えることによって、うつとうまく付き合うことはできます。

うつだから仕事は難しいと考えずに、ポジティブに自分のできることからはじめていきましょう。

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