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仕事は楽しくなくて当たり前!?
仕事が楽しくないと感じているのは、決してあなただけではありません。仕事が楽しくて仕方がないという人のほうが圧倒的に少数です。
では、ほとんどの人が仕事は楽しくないと感じているのはなぜなのでしょうか。
毎日同じことの繰り返し…つまらない!!
毎日新しいことに取り組めるような職場であれば、仕事にも新鮮な気持ちでのぞむことができて楽しいと感じるかもしれませんが、そんな職場はほぼありません。
ほとんどの職場では、毎日同じことの繰り返しになるので、仕事がつまらないと感じてしまうこともあるでしょう。
毎日同じことを繰り返していくとしても、成果を上げたり上司や取引先から評価されたりすると、仕事にやりがいを見出していきやすいですよね。
でも、成果が上がらなかったり、会社や上司から評価されなかったりすると、「この仕事にやりがいを感じない…」「この仕事は自分に合ってないかも…」と感じるでしょう。
もしも、そんな気持ちで仕事を続けているのだとしたら、一度きりの人生を無駄にしてしまうことになってしまいます。そんな人生なんて、もったいないです!!
仕事が楽しくない原因とは?
そもそも、なぜ仕事が楽しくないと思ってしまうのでしょうか。大きく4つの原因があります。
- ・仕事内容
会社の中で希望していた部署に配属されず、仕方がなく今の仕事をやっている場合や、毎日同じ作業を繰り返すだけで刺激がないと感じる場合は、仕事は楽しくないでしょう。
また、仕事内容が誰にでもできるものだったりすると、その仕事自体がつまらないものと感じられて、仕事にやりがいがなくなったり楽しくないと思ってしまうことがあります。
- ・人間関係
会社員として仕事をする場合は、上司の意見を聞きながら、チームのメンバーと協力して仕事を進めていくのが一般的です。その中で人間関係がうまくいかないと、仕事自体も楽しくないと感じます。
上司からパワハラ・セクハラを受けている、嫌味や小言を言う同僚がいる、そんな職場環境だと、当然ながら仕事は楽しくないでしょう。
- ・評価・待遇
仕事量や挙げた成果に対して、評価が思っているよりも低かったりすると、「頑張っても会社からは評価されないんだな」と感じて、仕事が楽しくなくなってしまいます。
また、給与が低い、残業代が出ない、労働時間が長いなど、待遇面でも不満があると、好きな内容の仕事でも、だんだんと楽しくなくなってしまうこともあるでしょう。
- ・成果が出ないから
一生懸命に仕事に取り組んでいるにもかかわらず、なかなか成果が出ないと、「自分にこの仕事は向いていない」と思うようになり、仕事が楽しくなくなってしまいます。
また、周りと比べて成果が出ていないと、「自分は他の人よりも能力がない」と感じてしまうかもしれません。
つまらない仕事が楽しくなる対処法とは?
仕事がつまらないと感じている方にやってもらいたい、仕事が楽しくなる対処法を7つ紹介していきます。
対処法7選
- ・小さな目標を決める
いきなりでかいことは成し遂げられませんが、目の前の小さなことをこなし積み重ねていくことで、いつの間にかでかいことを成し遂げていることはあります。
達成可能な目標を立てて、それを達成できるとやりがいを感じられるようになり、仕事も楽しくなっていくものです。
笑顔を絶やさないようにする、お客さんから「ありがとう」と言ってもらう、上司から仕事を任せてもらうなど、何でもいいので、毎日続けられる小さな目標を決めましょう。
- ・小さな工夫を重ねる
仕事が楽しくない原因に、思ったように成果がでないことがあります。成果をあげることは簡単でありませんが、小さな工夫を重ねていくことで、成果は徐々に出てくるものです。
すぐに成果がでないとしても、小さな工夫を重ねていると、能動的に仕事に取り組んでいるため、やりがいも感じやすくなります。
そして、小さな工夫を重ねた結果、成果が出るようになると、自信にもつながっていきますし、仕事は楽しくなっていくでしょう。
- ・上司に相談 異動も考える
いまの仕事が楽しくなく転職も考えているのであれば、上司や人事に相談してみるのもひとつの手です。上司によっては、希望する部署へ異動できるように便宜を図ってくれることもあります。
すぐに異動できないとしても、上司に相談することで新しい仕事を任せてもらえるようになったり、別のプロジェクトへの参加が認められたりすることもあるかもしれません。
- ・無理やり前向きに考えない、自分の負の感情も認めてあげる
仕事が楽しくないと感じるときには、自分のことを見つめる時間を取るようにしましょう。無理やり仕事を好きにならないといけないと考える必要はありません。
仕事を楽しくないと感じている自分も受け入れるようにしましょう。そうすると、気持ちが楽になって、仕事が徐々に楽しく感じられるようになるかもしれません。
- ・短絡的に転職してはダメ
小さな目標を決めたり小さな工夫を重ねたりと、やるだけやってみて「やっぱりこの仕事は自分に合っていない」と思うのであれば、転職を考えるのもアリです。
しかし、「仕事が楽しくない」「やりがいが感じられない」とった理由で、仕事を好きになる努力もせずに転職するのは避けたほうが良いでしょう。
自分に合っていると思う会社に転職できたとしても、やがて「この仕事も自分に合っていない」と感じるようになる可能性が高いです。
転職するのであれば、辞めるまでの期限を決めて、そこまでに仕事でスキルアップして、自分の能力を活かせる職場へ希望を持って転職するようにしましょう。
- ・プライベートを充実させる
プライベートでトラブルがあると、仕事に集中することができず、ミスが増えたりして仕事が楽しくなくなっていってしまうこともあります。
また、仕事量が多すぎてプライベートな時間をあまりとることができないと、なんのために働いているのかが分からなくなってきて、仕事が楽しくなくなるでしょう。
逆に、プライベートが充実していると、仕事をするモチベーションも上がり、良いパフォーマンスを発揮することができるようになります。
- ・副業を始める
仕事が楽しくないけれど、慣れた仕事だし安定した収入は入ってくるとなると、転職するのもためらいがちになります。そんなときは、副業をはじめてみましょう。
副業で培った技術や知識、人脈は、本業に活かされることがあるかもしれませんし、転職する際の不安を軽減するのに役立つかもしれません。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
仕事を楽しくする努力をせずに、与えられた仕事が楽しくないという理由で転職しようとすると、転職先でも同じことが繰り返される可能性があります。
自分が好きなことをやって、周りから評価されて楽しく仕事ができるというのは理想ではありますが、そんな仕事ができている人はほんの一握りです。
そして、好きなことをやっているように見える人でも、その陰には努力や苦労が必ずあります。
転職先でも「仕事が楽しくない」ということにならないように、まずはここで紹介した対処法を試してみて、仕事を楽しくする努力をしてみてください。
仕事が合わないのであれば、転職がおすすめ
仕事を好きになるために小さな目標を決めたり、楽しむために小さな工夫をしたりしたけれども、どうしても仕事が合わない、という場合は転職を考えてみましょう。
もう、この仕事はどうしても合わないということが分かっているのであれば、スパッと仕事を辞めるべきです。迷っている間に時間は過ぎ、人生はあっという間に終わってしまいます。
転職したほうがいいかなと感じたら、いましている仕事を楽しくする努力をしつつ、転職事情について相談するようにしましょう。