仕事が苦しいのはあなたのせいではない!8つの症状と対処法

仕事をしていると、どうしても心が苦しくなるときがあります。気分転換を図ったり、気持ちの持ちようを変えてみたりしても、苦しさが晴れない人も多いのではないでしょうか。この記事では、仕事をしていて苦しくなる原因と苦しさから脱出する方法をご紹介します。

この記事は約7分で読み終わります。

仕事が苦しいのは、あなただけのせいではない

毎日朝早くから夜遅くまで働いて、休みの日も仕事のことが頭を離れないと悩んでいる人は非常に多いです。そして、そんな風に悩むことが情けないと自分を責めている人もいます。

しかし、仕事をしていて苦しいと感じるのは、あなただけのせいだけではありませんよ。

心の限界はすぐそばまできている

仕事はさまざまな人と関わりながら、会社が決めたルールにしたがって業務が進められます。自分の意志とは違う行動を起こさなければならないときもありますし、思うように仕事が進められず、ストレスを感じることもあるでしょう。

心は目に見えないため、自分でも心の状態がどうなっているかを見極めるのは難しいです。しかし、体と同じように心も疲れますし、知らないうちに限界をむかえてしまうことがあるのです。

あなたの心も、気がついていないだけで限界がすぐそばまできているかもしれません。これからご紹介する8つの症状にあてはまる項目がないかチェックしてみてください。

心の限界を表す8つの症状

心の限界を表す症状として、以下の8つがあげられます。

・無気力を常に感じている
・人に会いたくなくなる
・夜に眠れなくなる
・疲れが取れない
・何もしていないのに涙が勝手に流れる
・肩こりが酷くなる
・胸が苦しくなる
・愚痴をこぼすのは甘えだと思って、周囲の人に相談ができない

上記の症状に思い当たるものがある場合、心の限界をむかえている可能性があります。心は目に見えませんが、ほんのささいなことでも傷ついてしまうことがあるのです。

自分では大丈夫だと思っていても、知らないうちにストレスをためている場合もあります。上記の項目に当てはまるものがあるなら、自分をいたわる時間を作りましょう。

では、仕事での苦しさから脱したいと感じたときにできる対処法を次にご紹介します。

「この苦しさから脱したい!」10つの対処方法とは

仕事での苦しさを何とかしたいと考えたとき、どのような対処方法があるのでしょうか。苦しさから脱出するための10の方法をご紹介します。

10の対処法の紹介

これからご紹介する方法をすべて実践する必要はありません。できそうなものから試してみてください。

相手の立場に立って考えてみる

上司や同僚の言葉や態度がキツいと感じるとき、この人とは合わないと判断してしまうのは早いかもしれません。

なぜ相手がキツい言葉や態度なのか、忙しくて余裕がないからかもしれませんし、後輩を育てるためにあえて厳しくしているのかもしれません。

相手の立場になって考えてみることで、今までわからなかった別の視点に気づくことができます。自分以外の視点に気づけると、これまでの悩みが解決することもあるでしょう。

嫌だと思うことを紙に書いて整理する

嫌だと感じる出来事や心のモヤモヤを紙に書いてみることもおすすめです。紙に書き出すことで、客観的に物事を見られるようになり、自分の気持ちを言葉にすることでモヤモヤがすっきりしますよ。

紙に書くだけなので、誰かに見られることを気にすることなく自由に書けますし、後から見返すと自分の成長度合いを知ることもできます。

信頼している人に相談する

誰かに相談することは心が弱い証拠だと、つらい気持ちを一人で抱えてしまう人がいます。つらい気持ちは誰かに話すだけでもラクになりますので、信頼している人に相談してみてください。

気分転換に別の領域のスキルを磨く

仕事の悩みを抱えているときは、気分転換に別の領域のスキルを磨く方法もあります。

仕事にまったく関係のない分野の勉強をすると、視野が広がり、自分に対して自信がもてるようにもなりますよ。知識やスキルを積み重ねることで、キャリアアップにつなげることもできるでしょう。

いまは自宅にいながら新しい分野を学べるサービスが充実しています。ぜひ、興味を持ったジャンルの勉強をはじめてみましょう。

仕事以外の趣味や恋愛のようなプライベートを充実させる

仕事に関係のない趣味や恋愛などのプライベートを充実させると、心の安定をはかることができます。

趣味や恋愛を楽しむために仕事を頑張ろうと割り切ることもできますし、仕事を頑張るためのモチベーション維持にも役立つでしょう。

有酸素運動をする

ストレスを感じやすい人に多い特徴は、運動不足であるというデータがあります。仕事で頭を動かすことはあっても、体を動かす機会が少ない人もいるのではないでしょうか。

今まで体を動かしていなかった人が急に体を動かすと、ケガをするおそれがあります。ウォーキング、水泳、サイクリングなど、ゆっくり体を動かす有酸素運動をすることで、頭と心のモヤモヤがすっきりするでしょう。

現在はコロナの影響で、人の多い場所へ行くことを自粛している人も多いです。自宅でできるストレッチやヨガなどもおすすめです。ラジオ体操を毎朝の習慣にするだけでも、体が生き生きしてくるのがわかりますよ。

感動する映像を見て枯れるまで泣く

心が苦しいときは、感動する映像を見て涙が枯れるまで泣くのも効果的です。涙はストレスを発散する効果がありますので、感動する映画やドキュメンタリーなど映像を見て、涙が枯れるまで泣いてみましょう。

現在はAmazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)やNETFLIX(ネットフリックス)など、月額料金を払うと動画が見放題になるサービスもありますので、ぜひ利用してみてください。

思いきって上司に掛け合ってみる

苦しい気持ちをラクにする方法を試しても、原因となる問題を解決しなければいつまでも苦しさと戦わなくてはなりません。

職場の環境や仕事内容に問題がある場合は、思い切って上司に掛け合ってみましょう。言いにくい内容のときは、一度言いたいことを紙に書いて整理してから上司に話すと伝わりやすくなります。

NPOなどの電話相談を利用してみる

頼れる人や話を聞いてもらえる人が周りにいないとき、さまざまなNPO団体が実施している電話相談を利用してみましょう。電話が苦手な人は、SNSなどのチャット機能を利用して相談することも可能です。

誰かに相談することは非常に勇気のいることです。しかし、苦しい気持ちを一人で抱え込まず、気軽に相談してみてください。

思い切って転職してみる

どんなに頑張っても報われないと感じているのならば、思い切って転職してみるのも効果的です。自分にはスキルやキャリアがないから転職は難しいと考えている人も多いですが、実際に転職活動をしてみると、意外にも簡単に転職できることがあります。

また、転職を繰り返してしまうのではないかと心配してしまう人もいますが、実際に働いてみないと自分に合う会社かわかりませんので、転職の回数が多くなってしまうことを気にする必要はありませんよ。

あなたの心に健康を

上記でご紹介した方法を試しても状況が変わらないときがあります。そんなときはムリせず、心の健康を取り戻すために休むことが大事です。

苦しいときは無理をせず、ゆっくり休む

苦しいと感じること、ほかの人はできているのに自分はできていないからといって、自分を責める必要はありません。人は同じに見えて一人ひとり違うもの。感じ方も違えばできることもさまざまです。

苦しいと感じることは我慢せず、自分を守るためにも抱えている苦しさを解放していきましょう。

苦しい仕事を脱する代わりをやってくれるサービス

会社に仕事を辞めたいと伝えたとき、人手不足などを理由にして簡単に辞めさせてもらえないことがあります。また、辞めたいと伝えたときに上司から人格を否定するような言葉を言われるケースもあるでしょう。

本来であれば、社会人として嫌なことにも立ち向かわなければなりませんが、心が限界をむかえてしまい社会人としての振る舞いができそうにないと感じたら、退職代行を利用する方法もあります。

退職代行は退職の意思表示から手続きまですべての手続きを代行してくれますので、職場の上司や同僚に合わずに会社を退職できますよ。

退職代行のサービス内容は、それぞれの会社によって異なりますので、自分に合ったサービスを探してみてください。

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まとめ

心が苦しいと感じたときは、心が限界を向かえているサインです。周りの人と比べて自分を責める必要はありません。苦しさを脱する対処法を試してみて、それでも心の苦しさが晴れないときは、周りのサポートを利用して心の健康を取り戻してくださいね。